疲れやすいHSPさんのための心のケア3選

しょう
こんにちは、精神科医しょうです!

普段は精神科医として働きながら、インスタグラムやvoicy、YouTubeでさまざまな情報を発信しています。

さて、今日のテーマは、「疲れやすいHSPさんのための心のケア3選について」です。

突然ですが、こんな悩みってありませんか?
「なんで私はこんなに疲れやすいんだろう…」
「友だちと同じ場所にいても、自分だけへとへとになっている..」

なんだか疲れやすく、アクティブに活動できなくて、周りと比較して落ち込んじゃう。こんな悩みを抱えていたらしんどいですよね・・・。

HSPさんはその深く考えてしまう傾向や、刺激への敏感さ、そして強い共感力といった特徴があります。

そのため、周りよりも少し疲れを感じやすいと言えるんですね。

そのため、HSPさんが持つ代表的な悩みの1つとして、その疲れやすさをあげる人も多いんですね。

そのため、毎日疲れてヘトヘトだけど、
「疲れやすい自分ができる何か良い対策はないかな?」

このようにあなたが感じているなら、ぜひ意識してほしい3つのポイントがあるんです。

本題に入る前にテキストよりも動画で見た方がわかりやすいという方はyoutubeでもアップしていますのでこちらを見てみてくださいね↓

早速結論からお伝えしていきましょう。

その3つのポイントとは..

① 強い刺激には程よい距離感を心がける
② 日々の生活の中に一人の時間を確保する
③ 疲れやすい自分を責め過ぎない

この3つになります。1つずつ深堀りしていきいきましょう..!

①強い刺激には程よい距離感を心がける

自分と合わない人だったり、人混みやうるさい場所、強い匂いがする環境などなど..

HSPさんが強い刺激と感じる場所や人、出来事などは非常に多いですよね。

なので程よい距離感を作ることで、刺激を上手に避けていきましょう。

そしてここで1つだけ注意ポイントがあります!それは。。。

刺激から完璧に離れよう、逃げようとしない事。

なぜなら、そのように意識してしまうと、刺激に対してより敏感になってしまうからです。

そのため合わない人とは、自分を犠牲にしてまで無理に仲良くしようとしない。

また人混みや騒がしい場所などには、ワイヤレスイヤホンやマスクをして、距離感を作ってみる。

他にも悲しいニュースや余計な情報を取りすぎないように、定期的にデジタルデトックスをしてみるのも良いですね。

ちなみに私の個人的なおすすめはワイヤレスイヤホンです。

特にアクティブノイズキャンセリングつきのイヤホンは電車やバスといった交通機関での移動に役立ちます。

これまで移動が苦痛だった方でも、世界がガラッと変わっちゃうくらいかも。

私もアップルのイヤポッズプロを最初に電車で使った時、びっくりしちゃいました。

だって電車の中って、イヤホンして音楽聞いていたとしても結構、走行音や他人の会話って耳に入ってきますよね。

それで音量上げたら耳痛いし、周りに迷惑かかりそうだし。

でもイヤポッズプロのアクティブノイズキャンセリングは、周囲の音をイヤホン自体が感知して、騒音を打ち消す周波数を出すことにより耳に入る騒音を劇的に減らすんです。

ハイテクすぎますよね。いやいや大袈裟でしょ・・・と思っているあなた!

これほんと大袈裟じゃないんですから。

今まで騒音で苦痛だった移動時間も、AirPodsプロで癒しの音楽聴きながらであればもう癒しの時間になっちゃうんです。

これまで苦痛な時間が癒しの時間になったら最高ですよね。

あ、ちなみに私のAirPodsプロ最近、壊れちゃって、誰かアクティブノイズキャンセリングつきのコスパ良いイヤホンあったらコメントで教えてね、だってイヤポッズプロ少し高いんだもの・・・。

ちょっと話がそれてしまいましたが、人間関係や音刺激や情報など全てにおいて、うまく距離感を作る事を意識していきましょう。

②日々の生活の中に一人の時間を確保する

特にHSPさんはその敏感さや周囲への強い気遣いなどから、人と会う事が疲れに直結すると言っても過言ではありません。

そのため一人の時間を作ることは、そういった人間関係の強い刺激や負担を軽くするとても重要な時間なんですね。

とはいってもなかなか、一人の時間を確保するのって難しいですよね。

特に家族と一緒に住んでいる、恋人と同居しているといった場合は、家にいても完全に一人になるのが大変だと思います。

そんな方には、

家以外でも一人の時間を楽しめる場所を作る事がオススメ。
例えば
近所の落ち着いた公園や人通りの少ない散歩道、個室のネットカフェなどなど

自分にあったスポットが意外と身近に見つかるかもしれません。

ちなみに私は小さい頃は狭い場所やすみっこが落ち着く場所だったみたい。

机の下で体育座りしてしばらく過ごしていたことをこれを話していたら思い出しました。流石に大人になってからはないですけどね!

またどうしても、外に出たくない場合はお風呂やベットの中など、自分のプライベートを守れる場所に逃げ込むのもありだと思いますね。

とにかく、HSPさんにとって、一人の時間は癒しに直結するという事は覚えておいてほしいと思います。

③疲れやすい自分を責め過ぎない

実は多くのHSPさんがしてしまう行動が、疲れやすい自分を責めてしまうことなんです。

「どうして私はこんなに疲れやすいんだろう」
「私だってもっとパワフルに動きたいよ..」
「いつも元気な人がうらやましい..」

このように、周りと自分を比べて、気づいたら自分を責めてしまっていませんか?

それは自分の持つ繊細さや、刺激への敏感さによって悩んできたHSPさんなら、なおさらでしょう。

ですが、自分が持って生まれた気質を無理やり変える事はできません。

「繊細で刺激に敏感で疲れやすい..」そんな自分を責めずに、受け入れる努力をしていくしか無いんです。

そのため、1つだけ今日からHSPさんにしてほしい事があります。それは…

自分を大切にすること。

感謝の気持ちを自分に持ってあげてください。

「いつも、仕事お疲れ様..!」
「気持ちが落ち込んでいる中、よく1日過ごせたよ..」

など、当たり前だと感じる事にでも、意識をすることで感謝の気持ちを持つ事はできます。

急にはなかなか難しいかもしれませんが、習慣化することで自分を大切にする気持ちが育っていくはずです。そして、少しずつ疲れやすい自分も受け入れていきましょう。

人にはそれぞれ長所や短所があります

確かに疲れやすいという特徴は短所に感じるかもしれないけど、どうして疲れやすいのか。

それは人よりも細かい事に気づいたり、言葉の裏まで考えることができたり、周りにはできない能力があるからとも言えるんですね。

いやいや、それって長所なのと考えちゃうかもしれないですけど、自分の得意なことをうまく活かすかどうか、それも自分次第。

自分の能力をうまく活用して生きて行こうと思えたら最高ですよね!

以上の3つが、HSPが疲れやすさに悩んだ時に意識してほしいポイントでした。

まとめ

では、最後に今日の重要ポイントをおさらいしておきましょう!

HSPさんはその特徴から疲れやすさを感じやすいんです。

その悩みを解消するには

①強い刺激には程よい距離感を心がける
②日々の生活の中に一人の時間を確保する
③疲れやすい自分を責め過ぎない

この3つのポイントを意識しよう。

疲れやすさに悩むHSPさんは多いが、3つのポイントを意識することで気持ちがラクになるはずです。

あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?

「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」

そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。

自分軸で気楽に生きられるようになる記事を読む

あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪