HSPさんは電話での対応が苦手?【理由と対策をお話します】

しょう
こんにちは!精神科医のしょうです。精神科の外来をやっていると毎日沢山のHSPさんとお話しますが、電話の対応がどうしても苦手というhspさんも多くいらっしゃいます。
HSPさん
あっ…その気持ちとてもよくわかります…電話のコール音がなっただけで、緊張してしまったりと、とにかく電話には苦手意識があります…
しょう

なるほど!hspさんは電話をする事で疲れや焦り、不安つながりやすいため

電話に対して苦手意識を持つ方が多いんですね…

HSPさん
確かに、言われてみれば電話は、hspさんにとって苦手な事が詰まっているかもしれません。
しょう

ではもう少し詳しく、hspさんと電話の関係について

  1. hspさんが電話での対応がが苦手な理由
  2. 電話の対応が苦手なhspにオススメの対策とは?
  3. わからない事があれば、自分だけで無理に対応しようとしない

この流れで一緒に考えて行きましょう!

本日の記事はこんなあなたに読んで欲しい

・電話での対応が苦手なhspさん

・電話での対応が苦手なhspさんにオススメの対策

本日の記事を読んで得られるメリット

・hspさんが電話での対応が苦手な理由がわかる

・電話での対応が苦手な理由hspさんの心が少し楽になる

しょう

この記事の信頼性

毎月300人以上のHSPさんと外来でお話することに加え、インスタのフォロワーさん二万人以上の方から聞いた情報も含んでいます。

hspさんが電話の対応が苦手な理由

考えをまとめてすぐに返答しないといけない事に緊張や不安を感じるから

しょう

電話だと、相手の疑問や質問などに対してその場で考えて

すぐに答を出すことが求められる事がありますよね。

HSPさん

先生のおっしゃる通り

  • 早く答えないといけない
  • 自分の考えをまとめないと

と考えるだけで緊張してしまいます。

しょう

そうですよね、特にhspさんは相手の事を気遣ってあげれる方が多いです。そのため

  • 相手にわかりやすいようにしないと
  • この言葉は適切なのか?

と考えてしまい。さらに頭の中が混乱してしまいがちなんですね。

その結果、すぐに自分の考えをまとめて相手に伝える事に

緊張や不安を感じやすいんですね…

HSPさん

確かに、これは電話が苦手な理由になりますね。

多くのhspさんが、共感するポイントだと思います!

相手の口調や電話越しの感情に疲れてしまうから

しょう

電話だと自分は何もしていなくても、いきなり相手が怒っていたり

口調がキツイ人を相手にしなければいけない事がありますよね。

HSPさん
そうなんです…電話に出ていきなり怒鳴られたりすると、本当に頭の中が真っ白になってしまったり、その場から逃げ出しかくなったりしてしまいます。
しょう

急に相手からの感情をぶつけられるのは、辛いですよね…

特にhspさんは相手の感情に敏感なため、電話での感情にふれる事はとても疲れを感じると思います。

同時進行により焦りを感じてしまうから

しょう

お客さんと電話をする場合、電話をしながらメモをとったり

調べ物をしたりと、同時進行をしなければいけない事が多いですよね。

HSPさん

そうなんです、電話しながらメモをとって、パソコンで調べモノをしてと

考えるだけで焦りを感じてしまいます。

しょう

やっぱり、焦ってしまいますよね…hspさんは一つの事を深く考える特徴あるので、

一度に多くの事を考える同時進行は、とても苦手なんですね。

HSPさん

先生のおっしゃる通り、hspさんが電話での対応に苦手な理由がよくわかりました。

それを踏まえて、hspさんにオススメの対策は何かありませんかね?

しょう
それでは次の項目で対策を一緒に考えて行きましょう!

電話での対応が苦手なhspにオススメの対策とは?

自分が思っているよりもゆっくりとしたスピードで話してみる

しょう

緊張や不安を感じてしまうと、自然と自分の話すスピ―ドが早くなってしまいます。

そうすると、よけいに頭の中が混乱してしまうんですね。

HSPさん
確かに!早口で喋っていると、どんどんと緊張や不安が膨れ上がっていった経験があるかも…。
しょう

そうですよね!なので自分で意識して話すスピードを下げるだけでも、かなり気持ちに余裕が生まれると思います。

気持ちに余裕が生まれると、緊張や不安状態の時よりも考えがまとまりやすいですよね♪

HSPさん

そうですね!これなら自分でできる事だし、明日からでもすぐに試せる対策ですね♪

受話器を耳から少し話したり、音量のボリュームを下げてみる

しょう

電話をしているとhspさんにとって、苦手意識を感じる人にも対応をしなければなりませんよね。

そんな時は受話器から少し耳を離したり、電話のボリュームを下げる声で

怒っている声や、強い口調から少し壁を作ることができます。

HSPさん

確かに音を少しでも小さくする事ができれば、真正面から感情を受け取らずにすむことができるかもしれません!

しょう

できれば怒っている人や、こちらがイヤな気持ちになるような強い口調の人とは関わりたくないとは思います。

ですがどうしても関わらなければいけない時は

  • できるだけこちらに影響が出ないようにできる事はないかな?

と考える事はとても大切なんですね♪

マニュアルを作れそうならつくってみる

しょう

予約受付やよく聞かれれる質問など、マニュアルを作っておくことで

なるべく同時進行を減らすことができるもありますよね。

HSPさん

確かに、相手に聞くことをメモしたマニュアルや、よく聞かれる質問をまとめたマニュアルがあれば

電話をしながら毎回調べなくても良いし、何を聞くか考えなくてもよいですね♪

しょう

そうなんです♪

  • 電話をしながらいかにやる事を減らすか

これはhspさんいとって重要なポイントだと思います。

HSPさん

ありがとうございます♪3つとも簡単に試せそうですし、対策を知っているだけでも

電話の対応に余裕が生まれるような気がします!

わからない事があれば、自分だけで無理に対応しようとしない

しょう

電話の対応はできればその場で、終わらしてしまいたいですよね。

ですがどうしても分からない事があった時などは、無理せずに折り返しをする事で伝えて

同僚や先輩、上司などに相談することがとても大切です。

しょう

hspさんは相手の迷惑になると考えて、相談することが苦手な方が多いかもしれません。

ですが相談せずに一人で抱え込んでしまうと、よけいに自分に負担がかかってしまいますし

よけいに電話の対応に苦手意識を持ってしまうかもしれません。

なので、わからない時は相談して返答をしてもよい。と自分に逃げ道を作って置く事は電話対応が苦手なhspさんにとってとても大切な事なんですね♪

しょう

hspさんは電話で悩む事が多いかもしれません。

ですが、今回のお話で少しでもhspさんの電話に対する悩みが和らぎ

電話での対応でも、hspさんの長所が活かされる事を願っています♪