【自己肯定感が低い人の特徴は○○】自己肯定感を高めたい方へ贈る5つのマインドとは?

こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行い、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)

突然ですが最近、「自己肯定感」という言葉を耳にすることが多くなりましたね。自己肯定感が低いとは、自分に対して否定的な感情が強く、肯定的な感情が持てないということです。

他の人からの評価が気になってしまう。自分の悪い所にばかり目が行ってしまう。それは自己評価が低いせいかもしれません。今回は簡単に自己肯定感が低い人の特徴や自己肯定感を高める方法をご紹介します 。

自己肯定感とは

自己肯定感とは、「自分は大切な人間だ」という感情のこと。自分の存在を積極的に評価し、自分の価値や存在を肯定できる感情などを意味する言葉です。

他の人からの評価ではなく、「自分が自分を認められているか」がポイントです。今の自分を受け入れ、行動していくためのエネルギーになります。

自己肯定感と自尊心はどう違う?

「自己肯定感」という表現は、自分自身を肯定するということに重点が置かれています。一方、「自尊心」は自分に対する肯定的、または否定的な態度です。つまり、プラスとマイナスの中立的な意味があります。

「自己肯定感」は悪い部分もそのまま受け入れますが、「自尊心」は高すぎも低すぎも良くなく、良い面も悪い面も両方含む言葉です。

自己肯定感が高い人の特徴

  • 肯定的に物事と向き合うことができる

苦手なことがあっても、それで自分が劣っているとは考えません。周りの人に対しても、良い面を見出そうとします。

  • 主体性がある

周りから影響を受けずに自分から行動を起こすことができます。自分はこうしたいという意志を明確に持っています。

  • 失敗を恐れない

初めてのことや困難なことに対しても、失敗を恐れずチャレンジできます。また、失敗したとしてもその経験を糧にします。

自己肯定感が低い人の特徴

  • 自己信頼感が低くネガティブに考える

​​自分の能力を信じる「自己信頼感」が低い。どうせ失敗する、自分は何も達成できないとネガティブに考えてしまい、チャレンジせずに諦めてしまいがちです。

  • 承認欲求が強い

誰かに認められたいという気持ちが強いです。無理に着飾ったりして、他人から羨ましがられることで、承認欲求を満たそうとします。

  • 優柔不断

人からの評価が気になり、なかなか決断ができず思い悩みます。一度決めた考えがまたすぐに変わってしまうことも多く、人に責任を押し付けてしまうこともある様です。

  • 周囲への依存度が強い

自分で決めて実行せずに、周りの人に依存してしまいがちです。 他人の意見を優先させてしまい、自分の意見を持たないこともあります。

  • 過去にトラウマがある

幼少期、親が厳しくいつも怒られていた。成績の良い兄弟や友人と比較されることが多かった。このような経験で自尊心が傷つけられ、自己肯定感が低くなることが多い様です。

自己肯定感を高めるメリット

自己肯定感が高い人は、自分に自信があり、自分の能力をきちんと把握しています。自分の能力を仕事やプライベートに上手に活かすことができます。 短所を長所に変える力を持っているので、短所についてくよくよ悩むこともありません。

得意分野を活かすためのスキルの習得など、自ら活動をどんどん起こすこともできます。それがさらに自己肯定感につながり、仕事も人間関係もうまく進みます。

自己肯定感を高める5つのマインド

自分のことを大切な存在と思う

自分のことを「大切な親友」のように思い大切にする。いつも温かい気持ちを持ち不安な時や、恐れている時には励ましてあげましょう。自己肯定感の低い人は、つい自分に厳しくしがちです。親友に接する時のような優しい気持ちで、自分とも接してみましょう。

完璧でなくても良い

自己肯定感の低い人は、完璧主義に悩んでいる人も多いようです。物事を「マル」か「バツ」か2つだけに分けてしまい必ず「マル」であろうとするとそれはとても苦しいですよね。全てが「マル」でなくても 存在の意義に変わりはありません。そのままで大丈夫。

悪い所も受け入れる

人は皆それぞれ「良い所」も「悪い所」もあります。それをしっかりと認識しましょう。そして自分が思う「悪い所」も受け入れてみましょう。ただし、その悪い所が、盗癖など法に触れるものであれば改善が必要です。

ポジティブな言葉に変換してみる

ついつい使ってしまう「〇〇しなければならない」という言葉。これを「〇〇したい」に言い換えてみましょう。他にも「頑固」を「意志が固い」に、「口べた」を「聞き上手」というふうに変換してみましょう。ポジティブな言葉に言い換えるだけで、気持ちもポジティブになってきます。

​​過度に謙遜せず、受け止めましょう

誰かが褒めてくれた時は、気恥ずかしいですが思い切って受け止めます。過度な謙遜は相手を否定することになったり、卑屈な印象を与えてしまい人間関係を悪くしてしまうかもしれません。素直な気持ちで受け止めましょう。

オススメのワーク|書く瞑想「ジャーナリング」

マインドを変えようと思っても、なかなか上手くいかないものです。そんな時に簡単にできるオススメのワークをご紹介します。

自分の心の中にある思いを、書き続ける瞑想の方法が「ジャーナリング」。タイマーをセットして、その時間の間は手を止めず、頭に浮かんだこと、心にある物をただただ文字にし続けます。書くことがないと思ったら、グルグル線を書き続けるだけでもいいので、手を動かし続けてみましょう。

書き終わったら、ざっと目を通してみましょう。自分の気持ちが整理されていることに気づくはずです。初めは3分位から挑戦してみてください。慣れてきたら5分まで伸ばしてみましょう。

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まとめ

「人生」という限られた時間をどのように過ごすのか。マインドが変わることで、自己肯定感が高まり、豊かで実りのある時間にすることができますね。より充実した毎日を送るためのヒントにしてください。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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あなたの気持ちが楽になりますように♪