「自分軸」な人の恋愛と「他人軸」な人の恋愛の『決定的な』違いとは?

しょう
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信、書籍の出版を行っています。

HSP気質はHighly Sensitive Personと言われ、繊細で敏感、共感性豊かな人々のことを指します。

そんな気質を持つゆえに周りの意思に振り回されてしまい、周りが最優先、自分軸を持てずに悩んでいる方が多くいるように感じます。

より幸せな生き方をしていく上で、育んでいくことが好ましい「自分軸」ですが、恋愛においても、自分を主体として思いを伝えたり、行動したりしていくことが欠かせません。

では、どのようなことに気を付けたら、自分軸の恋愛を楽しむことができるのでしょうか?

自分軸での恋愛と他人軸で恋愛することには、明確な違いがあるものと思われます。

今回はそれぞれの違いを比べながら、より良い恋愛ができるように考えていきましょう!

自分軸で恋愛してみたいと思ったら?

自分軸な恋愛と他人軸な恋愛

パートナーの顔色をうかがうことなく、純粋な気持ちで恋愛をしたいと思っていませんか?

服装やしぐさ、お出かけする場所など、真っ先にパートナーのことが頭に浮かんでくる人は、他人軸の恋愛にはまってしまっているのかもしれません。

「自分が好きなことややりたいことをパートナーに気軽に提案できるようになれたら良いのに…。」と感じている人も、対等な関係が築けていない可能性があります。

もし、あなたが自分軸で恋愛をしたいと感じたら、以下のことから取り組んでみるようにしましょう。

パートナーとの時間ばかりを最優先にしない

手帳を開けるとパートナーと会う約束ばかりが記されている!なんてことはありませんか?

会う時間が多いことは、良いことではありますが、本当は入れたかった予定をキャンセルしたり、友人との約束を断ったりしてまで、パートナーを優先することは、今後の人付き合いを考えると好ましいことではありませんよね。

もし、あなたがパートナーとの約束をキャンセルした場合に、パートナーが不機嫌になるようなことがあれば、お互いにとって、良い関係性が築けていないのではないでしょうか。

無理に好かれようとしない

相手の機嫌を取るために、服装や髪型などの容姿を整えたり、性格や興味、趣味を変えてみたりしていませんか?

そのような状況では、自分を見失ってしまいかねません。

軸が完全にブレてしまっているので、もし恋愛が上手くいかなかった時には、自己嫌悪に陥りやすく、深く傷つくことで思い詰め、精神的な病を発症してしまうかもしれません。

自分軸を持っていれば、たとえ失恋しても「次がある」「合わなかっただけ」と肯定的にとらえることができ、傷つく期間も短くて済む可能性が高くなります。

自分自身を好きになる

さまざまな意見や考え方があるかと思いますが、自分を好きになれてこそ、他人を大切にできる気持ちが深まるのではないかと思います。

また、真面目な方ほど自分への期待値が高く、自分へ課す課題が大き過ぎる傾向があります。

できなかった自分へ怒りを向けたり、自己嫌悪に陥ったりするのではなく、頑張った自分をまずは労うところから始めてみてはいかがでしょうか。

「私はよく頑張った!」と心の中で言うだけで、少し前向きな気持ちになれませんか?

自分軸で恋愛ができていない人の特徴とは?

恋愛

他人軸で恋愛している人にはいくつかの特徴があります。

周囲が見えていなかったり、人に依存したり当てにしたりすることばかりを考えていたり、人の恋愛と自分の恋愛を比較して一喜一憂したりする面が見られるかと思います。

そのような恋愛方法は果たして幸せなのでしょうか?

厳しい内容になるかもしれませんが、自分自身の恋愛方法と比較しながら読んでくださいね。

パートナーのご機嫌取りをしている

常にパートナーの機嫌を損ねないように、声色を変えしゃべるようなことをしていませんか?

常にパートナーをおだてたり、話しの内容も相手が中心になるように取り計らったりしていては、心の底から楽しめていないのではないでしょうか。

パートナーと会うことしか頭にない

寝ても覚めてもパートナーのことしか考えられないような状況が続いていませんか?

人を夢中で好きになることは、良いことではありますが、気持ちの切り替えやけじめが必要なことはありますよね。

一旦、冷静になって舞い上がってしまい過ぎていないか?自己を見つめ直してみましょう。

パートナーの意見を最優先にしている

相手の意見が間違っていたとしても「Yes」しか言わない、もしくは言えないような関係になっていませんか?

恋愛に上下関係があることは、好ましくありません。

どうしてそのような関係性になってしまったのか?一度、じっくり考えてみることをオススメします。

他人の恋愛をひがむ

他人軸の恋愛をする人は他人の恋愛事情について詮索したり、興味を抱いたりしがちです。

また、自分よりも他人の方が幸せそうに見えた時にひがんだり、ねたんだりすることもあります。

自分軸で恋愛をしている人は、自分の状況に満足できていることが多いため、他人の幸せな恋愛に対して、心から喜ぶことができます。

常に計算高い

職業、地位、名誉、学歴、家柄、財力などで相手を選ぶようなことをしていませんか?

どうすれば自分にとって利益や見返りがあるのか?など常に考えているようでは、幸せな恋愛はできません。

自分自身と相手の人柄そのものを好きになれてこそ、幸せをつかみ取ることができるのだと思いますよ。

自分軸を持つ者同士の恋愛とは?

カップル

お互いが自分の意見や考えをストレートに共有し合えたら、恋愛においても自立した関係を築くことができるのではないでしょうか。

一見、サバサバとしていて冷たく感じてしまうかもしれませんが、お互いを信頼し合えていれば、不安や嫉妬などのネガティブな感情を抱くことがあまりないのではないかと思います。

では、自分軸を持つ者同士が恋愛をする時に大切にしている事柄について触れていきましょう。

お互いを尊敬できている

それぞれが、自分の意見を大切にしつつ、相手を尊重してれば、上下関係が生じることもなく、つらい関係性に陥ることもありません。

また、一緒に居て心地良く幸せな気持ちで時を過ごすことができれば、これから先の将来についても前向きな気持ちで、向き合うことができるかと思います。

依存関係に無い

自分軸で恋愛するカップルは、生活そのものを相手に依存したり、本来は自分で決断しなければならないことを、相手に任せてみたり、頼り過ぎたりすることがありません。

おそらく、自分自身も相手に依存したり、依存されたりすることを好ましく思っていないからだと思います。

相手を当てにすることは、自分軸を見失うことだということを肝に銘じているのではないでしょうか。

束縛をしない

束縛関係にあるカップルは、関係性を続けている内にどちらかがしんどくなってしまい、結局別れてしまうことが多くあります。

「本当は、友人と遊びに行きたいのに、パートナーが許してくれない」

「どこへ行くのか常にパートナーに報告しなければならない」

などという関係性は、果たして適切でしょうか?

もちろん、大切にしているから不安なのだという意見もあるかと思いますが、良い恋愛関係を築くには、相手を信頼することから始まるのではないでしょうか。

自分軸を持つ人は幸せを引き寄せる!?

自分軸を大切にしている人は、自分が好ましいと思う状況や人を選択するようにしています。

日々の小さな選択や決断の繰り返しは、自己判断力や自己解決力が鍛えられます。

積極的にはつらつと行動できる人は、笑顔も多く自身に満ち溢れているように周囲も感じ取るため、大変魅力的にとらえられます。

そういった自分軸を大切にする人がまとうイメージは人を引き寄せるだけにとどまらず、幸せそのものを引き寄せてくれるのだと思います。

まとめ

まとめ

今回は、自分軸の恋愛について解説してみました。

あなたは自分軸の恋愛を楽しめているでしょうか?

今回の内容をヒントに、自分軸を主体とした生き方を志していただけたら嬉しいです!

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?

「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」

そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。

自分軸で気楽に生きられるようになる記事を読む

あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪