「私は内向的な性格でHSPだけど、あの人はとても外交的。でもあの人もHSPと言っている。私とは全然性格違うのに。」
こうお話する患者さんに外来で出会った事があります。
そうなんです!
HSPの70%が内向型タイプで、30%が外交型タイプと言われているため
HSPさんのイメージは内向的なイメージが強いと思います。
なるほど…HSPと言っても様々な種類があるんですね。
もう少し詳しく内向型タイプ、外向型タイプについて知りたいです!
では今日は、内向型タイプと外交型タイプの特徴について一緒に考えて行きましょう!
あなたはどちらのタイプでしょうか?♪
内向型HSPについて
内向型HSPとは?
お話の冒頭でもお話ししましたが、HSPの70%の人がこの内向型HSPと言われています。
一般的にも、この内向型HSPの方が広く認知されていると思います。
確かにHSPと聞くとこの内向型HSPのイメージです!
繊細さんといったイメージもこの内向型HSPからきているのかも。
そうですよね!
繊細で刺激を受けやすく、どちらかというと内面的な部分に興味関心を持つ方が多いですね!
そして感受性が豊かで、芸術や音楽などに深い感動を覚える傾向があります♪
人嫌いというわけではありませんが、多くの人と関わる事に疲れや負担を感じ、騒音や騒がしい場所が苦手といった一面も持っていますね!
内向型HSPの特徴
- 一人で過ごす時間が長くても大丈夫
- 一人遊びがうまい
- 集団や大きなパーティが好きでない
- 人嫌いではないが、少人数が好き
内向型HSPさんの特徴としてこのような特徴があります。
やっぱり、大勢の人が集まる場所や多くの人と関わるよりも
小人数や1人での時間を大切にする傾向が強いみたいですね!
その通りですね♪内向型HSPさんにとって1人の時間というのは、心身ともに回復するためにとても大切な時間ですし
1つの事をコツコツとじっくり楽しめるHSPさんは、1人での遊びに楽しみや充実感を感じやすいと思います♪
内向型HSPさんの強み
- 想像力が豊かでクリエイティブ
- じっくりと深く考えれるため発想力がある
この2つは特に内向型HSPさんの強みだと言えます!
確かに興味関心が内側にある傾向が高い、内向型HSPさんだからこその
発想力や想像力は大きな強みになりそうですよね!
その通りなんです♪
なので芸術家やアーティストといったクリエイティブ能力が活かせる職で
能力を発揮している内向型HSPさんも多いんですね♪
なるほど!内向型HSPについてはよくわかりました♪
外向型HSP(HSE)について
外向型HSP(HSE)とは?
外向型HSPさんは「HSE」とも呼ばれ、社交的で人との交流を好む人が多いです。
人との関わりによって、充実感を感じる。そしてコミュニケーション能力も比較的高い傾向がありますね♪
そうですよね。ですが外向型HSPさんは社交的であるがゆえ、集団やグループで過ごす機会が多く、その刺激の多さによって疲弊してしまう事が多いんですね。
そして外交的な分、周囲からはHSP気質を持っていると思われず、本人は周囲とのギャップに苦しんでいることも少なくありません。
外交型HSPの特徴
- 社交的
- 人見知りしない
- 人前でのスピーチに抵抗がない
- 新しい出会いが好き
- 交際範囲が広い
外向型HSPさんはこのような特徴を持っています♪
やっぱり、興味関心が外向型になっていることがよくわかりますね!
人と関わる事を好むといった部分もよく現れている特徴ですね♪
その通りですね!
内向型HSPさんとはすこし違った、心身の癒し方や充実感の感じ方もこの特徴からも感じられますね!
外向型HSPさんの強み
- 相手の事を気遣える、考える事ができる力+社交的な人柄が魅力的
- 自然と人との関わりを持つことができる
繊細な部分を持っていて、なおかつ社交的な外向的HSPさんは
このような強みを持っているといえます♪
確かに相手に気がつかえて、相手の事を気遣えてなおかつ人との関わりを好むならば
相手からしても、関係が築きやすいですし魅力的な人として感じるのもうなずけます!
そうですよね♪なので外向的HSPさんはそんな人柄が活かせるような、接客業や相手の気持ちに寄り添う介護職などでも強みを存分に発揮できると思います♪
外向型HSP(HSE)とHSS型HSPについて
HSP、HSS、HSEの提唱者について
- HSP(提唱者 アーロン博士)
特徴
- 深い処理ができる
- 刺激を受けやすい
- 感情的に反応しやすい・共感力が高い
- 些細な刺激に対する感受性
- HSE(アーロン博士ブログより ジャクリーン・ストリックランド氏による提言)
特徴
- 社交的
- 人との関わりを好む
- 協力や調和の思いが強い
- HSS(提唱者 マービン博士)
特徴
- 変化に富み複雑
- 激しい刺激や新しい経験を求める
- 好奇心旺盛
なるほど…これは頭の中がごっちゃになりそうです(笑)
でも特徴をみてみるとHSSとHSEは、興味関心が外側に向いていて似ているような気がしますね♪
この場合HSSとHSPの特徴を持つHSS型HSPと、外向的HSP(HSE)の違いはあるのかな?
カタカナが並びますし混乱しますよね(笑)
このように提唱者が複数のため、どうしても複雑になってしまいがちなんですが
外向型HSP(HSE)とHSS型HSPにも違いがあるんですね!
よろしければ合わせてどうぞ♪
しょう こんにちは。精神科医しょうです。 突然ですがHSS型HSP気質について知っていますか? HSPさん HSPのよう…
外向型HSP(HSE)とHSS型HSPとの違い
- 外向型HSP(HSE)は人とコミュニケーションをとったり、人とのつながりを求める
- HSS型HSPの人よりもより社交性が高く、人との関わりに重きを置く事が多い
- HSS型HSPの人は興味関心は外部にあるが、外向型HSPの人ほど人との関わりを好まない
- 1人で出かけるのが好き、新しい経験が好きと、とにかく社交性よりも刺激を求める外向性が強い
そうなんです!HSPといっても色々な特徴を持ち合わせている人もいる。
これが少しずつでも広がって行けば、よりHSPについて正しい認識が広がって行くと思います♪
確かに!HSPさんにとってもより暮らしやすくなって行くと思います!
先生!ありがとうございます♪
自分の事を少しでも理解する事が大切
今日は内向型HSPさんと外向型HSPさんについてのお話でした♪
もちろんどちらが優れているなんて事はありません!ですが今まで
- HSP気質に近いけれど、どうもしっくりこない
- この部分は当てはまっているけど、違う部分もある
と思っていた方は、HSPにもこんな種類があるんだとわかるだけで
少しでも自分の事が理解できて、気持ちが楽になると思います♪
確かに!自分の事を理解する事で、自分にあった生き方や過ごし方につながりますもんね!
今回のお話で、私も少し気持ちが楽になりました! 先生ありがとうございます!
そう言ってもらえると嬉しいです♪
今回のお話で、みなさんの心が少しでも楽にあれば嬉しいです!
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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