仕事のオンオフを“上手に”切り替えられるようになるには?

突然ですが、皆さんは仕事のオンオフを上手に切り替えられていますか?

仕事にしっかり打ち込むことは、比較的多くの方ができているかと思います。

しかし、問題は家に帰ってからです。

  • 家に帰ってからもなお、仕事のことを考えてしまってはいませんか?

それは、“やらなければならない仕事がないにもかかわらず”、という意味においてです。

当然、時には家に持ち帰らなければならない仕事もあるでしょうし、明日までに仕上げなければならない資料などがあるということもあるでしょう。

そういった時は、仕事のことを考えて当然です。

しかし、それらがないにもかかわらず、仕事のことを考えてしまっているのなら、少し気を付けた方が良いかもしれません。

ポジティブな意味合いなら大丈夫!でもネガティブな意味合いなら…

念のためお伝えしておきますが、ポジティブな意味合いにおいて、仕事のことを考えているのなら大丈夫です。

  • 「もっと成長したい」
  • 「何を勉強すれば仕事に活かせるだろう?」

そういった意味合いにおいて、仕事のことを考えているのなら大丈夫です。

健全と言えるでしょう。

問題は、ネガティブな意味合いにおいて、仕事のことを考えてしまっている状態です。

  • 「あの時あんなミスをしなければ・・・」
  • 「また明日も上司に怒られる・・・」

このようにネガティブな意味合いにおいて、仕事のことを考えてしまっているのなら、注意しましょう。

仕事でも脳をフル活動させ、家に帰ってからも脳が休まる瞬間がない、更にその内容がネガティブ・・・

そうなってくると、うつ病のリスクも出てきます。

なので、しっかり仕事のオンオフは切り替えられた方が良いでしょう。

特にHSPさんは、家に帰ってからも1人反省会をしがちなので、ぜひ注意していただきたいと思います。

さて、では前置きが長くなりすぎてもいけないので、ここからは、どうすれば仕事のオンオフを上手に切り替えられるようになるのか?

そこをお伝えしていきたいと思います。

ぜひ仕事を頑張る皆さん、参考にしてみてください。

切り替えが大切ですよ!

仕事のオンオフを上手に切り替えるには?

まずあらかじめ知っておいていただきたい言葉があります。

それは、「バウンダリー・マネジメント」という言葉と、「ワーク・エンゲイジメント」という言葉。

バウンダリー・マネジメントとは、仕事と余暇時間の境目をマネジメントする能力のこと。

仕事のオンオフを上手に切り替えられるようになるためには、とても重要な能力と言えますね。

ワーク・エンゲイジメントとは、仕事への態度や認知も肯定的かつ活動水準も高い状態のことです。

働きがいが高い状態とも言えるでしょう。

その「バウンダリー・マネジメント」と「ワーク・エンゲイジメント」という言葉を知った上で、ここからが本題です。

バウンダリー・マネジメントができている人の10個の心掛け

令和元年版労働経済の分析‐人手不足の下での「働き方」をめぐる課題について‐労働経済白書によると、バウンダリー・マネジメントができている人、つまり仕事のオンオフの切り替えができている人は、以下10個の取組を心掛けているとしています。

  1. 家族や友人と過ごす
  2. 趣味活動をする
  3. 1人の時間を過ごす
  4. 仕事に関係しない人物と交流する
  5. 余暇時間に仕事が気にならないよう、計画的に業務処理する
  6. 普段からプライベートの話を職場で出来る人間関係を構築する
  7. 自己管理力を高める
  8. 携帯電話を極力使用しない
  9. メールを確認しない
  10. 急遽仕事が発生した際の対応手順を予め職場で話し合う

ワーク・エンゲイジメントが高い人の6つの心掛け

そのバウンダリー・マネジメントができている(仕事のオンオフの切り替えができている)人の中でも、ワーク・エンゲイジメントが高い人、つまり働きがいが高い人は、上記10個の取組の中でも以下6つの取組を心掛けているとしています。

  1. 家族や友人と過ごす
  2. 自己管理力を高める
  3. 普段からプライベートの話を職場で出来る人間関係を構築する
  4. 余暇時間に仕事が気にならないよう、計画的に業務処理する
  5. 趣味活動をする
  6. 急遽仕事が発生した際の対応手順を予め職場で話し合う

いかがでしょうか?

家に帰ったら、しっかりと脳を休める環境を作ることが大切

「家族や友人と過ごす」「趣味活動をする」などは、もちろん重要なのですが、「携帯電話を極力使用しない」「メールを確認しない」

そういったことも非常に重要ですよね。

デジタル・デトックスと言うべきでしょうか。

どうしても携帯電話があると、ネガティブな情報にも目が行きやすくなりますし、仕事に関することを検索してしまい、より仕事のことが頭から離れなくなってしまうかもしれません。

仕事のオンオフを上手に切り替えるために、仕事のことを思い出しやすくなるような環境を作らない、そういう場所に身を置かない、そういったことは非常に重要なのではないでしょうか。

家に帰ったら、しっかりと脳を休める。

考えるなら、良い意味で仕事のことを考えたいですね♪

上手に仕事のオンオフを切り替えられるようになるよう、今回お伝えしたことの中から、まずはご自身に合うものをぜひ取り入れてみてください。

少しずつできることから始めてみましょう♪

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