「人間関係に疲れたあなたへ」気持ちを楽にする考え方8選

しょう
こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行い、7万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信、書籍の出版を行っています。

日々生活していると、人間関係に疲れることもありますよね。

  • 「なんであんなこと言うんだろう・・・?」
  • 「あんな言い方しなくていいのに・・・」
  • 「何か気に障ること言ったかな・・・?」

あれこれ考えてしまい、1日が終わる頃にはぐったり・・・

そんなこともあるのではないでしょうか?

特にHSPさんの場合、相手が何げなく言った言葉に対しても、上記のように考えてしまいます。

そのため、非HSPさんよりも、疲れることが多いのではないでしょうか。

人間関係に疲れると、それが職場の人に対してなら、仕事に行くのが嫌になります。

友人に対してなら、友人と遊ぶのが嫌になってしまいます。

そうなると、毎日の生活にもどこか張りがなくなりますし、憂鬱にも感じてしまいますよね。

そこで今回は、人間関係に疲れた時に、その気持ちを楽にする考え方を8つ、お届けしたいと思います。

ぜひ参考にしていただき、人間関係の疲れを少しでも楽にしてくださいね。

人間関係に疲れた時に、その気持ちを楽にする考え方を8選

必要以上にその人のことを考える必要はない

どうしても先天的な理由や、育ってきた環境などにより、あまり人の気持ちを察することが苦手な人がいます。

HSPさんには当たり前のようにできる「空気を読む」「相手の気持ちを察する」といったことができません。

時には、当たり前のように人のことを傷つけることができるという人もいるかもしれません。

まずはそういう人がいるのだと知り、必要以上にその人のことを考えることを止めましょう。

そういう人なのだと、割り切ることも大切です。

他の人も同じように感じている

あなたに対してひどいことを言ったり、高圧的な態度を取る人がいるかもしれませんが、そういう人に対しては、往々にして他の人もあなたと同じような気持ちを抱いていることが多いものです。

  • 「なんであんなこと言うんだろう・・・?」
  • 「あんな言い方しなくていいのに・・・」

他の人もあなたと同じように感じていますよ。

自分を責めすぎない

  • 「私が悪い・・・」
  • 「私が何か言ったからだ・・・」

常にこのような考え方をしているようなら、少し注意が必要かもしれません。

それは、「認知の歪み(偏り)」「考え方のクセ」です。

あまり合理的とは言えません。

「あなたが悪いかどうか?」

「あなたが何か言ったからかどうか?」

それは相手にも確認してみないと分からないことです。

少し冷静になって考えてみましょう。

多くの人は、あなたの味方

そっけない態度を取られたり、ひどいことを言われたりすると、ついその人が取った行動や発した言動が全てだと感じてしまいます。

そして、まるで色々な人から嫌われているのではないかと思うようになります。

しかし、決してそんなことはありません。

そっけない態度を取ったり、ひどいことを言ってくるのは、ごく一握り。

本当に大切にすべきは、普段あまり声を上げることのない人達、しかしあなたの味方である人達です。

自分の中の強い人になりきる

あなたがイメージする“強い人”は、どんな人ですか?

映画やドラマ、漫画の中の強い人達は、どんな言動やどんな振舞いをしていますか?

あなたがイメージする“強い人”になりきりましょう。

いわゆる「モデリング」です。なりきることです。

“強い人”になりきることで、ひどいことを言われたりするリスクもグッと減ります。

自分の中でボーダーラインを決めておく

  • 「あと2回ひどいことを言われたら言い返そう」
  • 「明日も不機嫌な態度を取ったら、注意しよう」
  • 自分の中でボーダーラインを決めておきましょう。

具体的な回数や日にちを決めておくことで、自分の中で行動する際の指針となります。

あなたが体調を崩さないためにも、ボーダーラインの設定は非常に大切です。

どこに行っても、一定数合わない人はいると心得る

どこに行っても、一定数あなたと合わない人はきっといます。

そこで合わないからといって、それを避け続けていると、ずっと合わない人がいる度に避け続けなくてはなりません。

  • 「ある程度のところで、折り合いをつける姿勢」
  • 「多少の違いは受け入れる姿勢」

それは大切です。

ただし、明らかにあなたを傷つけてくる人、一緒にいるとしんどいような人とは、距離を置くこと。

そこは忘れてはなりません。

自分の時間を取り戻す

今この瞬間も、あなたにひどいことをした人、あなたの悩みの種となっている人が、同じようにあなたのことを考えているということは、ほぼ無いでしょう。

相手はきっと何食わぬ顔で生活しています。

美味しい食事をとり、スヤスヤと眠り、趣味などを楽しんでいることでしょう。

あなたも、あなたの貴重な時間をひどいことをした人、あなたの悩みの種となっている人のために使う必要はありません。

美味しい食事をとり、スヤスヤと眠り、趣味などを楽しんでいきましょう。

自分の時間を取り戻すことが大切です。

さて、以上8つ、人間関係に疲れた時に、その気持ちを楽にする考え方をお伝えさせていただきました。

何かあなたの心に響くものはあったでしょうか?

「この考え方が私に合いそう!」

そういったものから取り入れてみてください。

自分に合う考え方を見つけることが大切ですよ。

あなたの気持ちが少しでも楽になることをお祈りしています。

まとめ

人間関係に疲れた時は、次の8つの考えを取り入れてみてください。

  1. 必要以上にその人のことを考える必要はない
  2. 他の人も同じように感じている
  3. 自分を責めすぎない
  4. 多くの人は、あなたの味方
  5. 自分の中の強い人になりきる
  6. 自分の中でボーダーラインを決めておく
  7. どこに行っても、一定数合わない人はいると心得る
  8. 自分の時間を取り戻す

人間関係の悩みや疲れを完全にゼロにするということは、あまり現実的ではありません。

それらと上手に付き合っていきましょうね。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?

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