パワハラをされる人、してしまう人の特徴をチェック!【両者の予防や対策もご紹介】

こんにちは、精神科医しょうです。

私は普段、精神科外来での診療を行い、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)

さて本日の本題です。職場の環境が悪くなる大きな原因の一つにパワハラが入りますが、あなたの働く職場でも仕事仲間内での嫌がらせ問題などありませんか?

昨今のコロナ禍において、誰しもストレスが溜まりやすい状況にありますよね。

イライラした気持ちを発散する方法として、他人を攻撃することを無自覚に選んでしまう人が少なくないです。

心の鬱憤を他人へ向ける歪みの要素は万人の中にあるので、あなたがパワハラの被害者、そして加害者になる恐れも決してゼロとは言えません。

今回、取り上げるのは、「パワハラをされる人・しやすい人のタイプ」です。

あなたが当事者にならないための予防に、当記事の内容はきっと役立つかと思います。

パワハラは誰にでも起こり得る問題

職場内では何かと上下関係が発生するのでパワハラが発生する芽はどこにでもあり、働いていれば誰にでも起こり得る問題なのです。

あなたは誰かの部下にあたる立場で上司から注意を受けたミスを何度もすれば、「この人は覚える気がない」と腹を立てられ他の部下より冷たい態度を取られるでしょう。

逆にあなたが反対の立場でミスを改められない部下を持っていたら、丁寧に指導する気がうせて他の部下よりも接し方に差が出てしまいやすいでしょう。

上下関係が含まれる職場での人間関係の中では相手に何か問題があると、苛立ちを覚えて態度に感情が出てしまう可能性が誰にでもあります。

「自分はパワハラされない・しない」と思いたいものですが、自分の中にもされる・してしまう危険があると認識しておいた方が良いでしょう。

パワハラされやすい人のタイプ

誰でもパワハラ問題の当事者になる可能性があるとは言っても、被害者・加害者になる人はそうなりやすいタイプがあります。

まずは被害を受けやすい人はどんなタイプなのか、嫌がらせのターゲットとして狙われやすい性格・行動を解説しましょう。

内向的で慎重なタイプ

引っ込み思案・恥ずかしがり屋と言った内向的な性格で慎重に事を進めるタイプの人は、相手に受動的で仕事の吞み込みが遅いと見られやすいです。

相手のペースに流されやすい・慎重な分作業効率が悪い点から、きつい態度を取っても相手は大人しく受け入れざるを得ないと侮った判断をしてきます。

素直で真面目な頑張り屋

相手の言葉を信じる素直さを持ち真面目にコツコツ頑張るタイプの人も、相手から受動的だと捉えられやすいので八つ当たりの対象になることが多いです。

業務のことで無理難題なことを言っても素直で真面目な性格だと、「仕事で必要なことだから」と考えると思い仕事を隠れ蓑にしてパワハラをしようとします。

意見を口にし仕事ができる

会議などでも物怖じせず意見を言えて仕事の成績も良いできるタイプの人は、上司にとって目の上のたんこぶになりやすい存在なので嫌がらせの対象になる可能性があります。

効率の良い仕事の仕方を提案しても生意気だと却下したり、仕事ができるからと残業を押し付けたりと何かと上司や先輩から妨害される場面が出てくるでしょう。

パワハラしてしまう人のタイプ

今度はパワハラをしやすい人はどんなタイプなのか、職場で気に入らない相手に対して嫌がらせに走る恐れがある人を取り上げていきます。

ルール順守の意識が強い

「上に立つ人間が言うことには従うもの」という考え方を持ち、社会や企業で定められたルールは守るべきと思うタイプの人はパワハラをしやすいかもしれません。

法律や規則を守ろうとする姿勢は見習うべき点ですが、ルール順守の意識が強い性格だと他人にも同じ考え方を強要してしまう面があります。

自分の存在に自信がない

パワハラをする人は性格的に見ると強気に見える部分があるので、嫌がらせする人は自分に自信があるタイプではと思いやすいでしょう。

しかし実際は自分の存在価値に自信がない人も多く、内心で募る焦りをごまかすために嫌がらせでストレスを発散させています。

パワハラされないようにするには

パワハラされやすい人がされないようにするには、内向的で慎重な性格・素直で真面目な性格のタイプの方は次の通りにしましょう。

  • 仕事の成果・効率を意識して、相手に揚げ足を取られる材料を作らない
  • 口調・態度をキビキビとしたものにして、相手に緊張感を与える

業務上で注意される場面を少なくして弱気に映る要素をなくすと、嫌がらせするにはやりにくいと相手が感じて関わりを避けるようになります。

また、口調や態度が柔らかくて何を言っても怒らなそうという人よりも、口調がキビキビとした人の方が相手に緊張感が走ります。

なので、自分を守るためにも、口調・態度をキビキビとしてみて、相手との距離をとってみるのはどうでしょうか。

パワハラしないようにするには

パワハラをしやすい人がしないようにするには、自分の内面を変えることが必要です。

  • 考え方に柔軟性を持たせるようにして、その人の考え方を尊重し自分の意見を押し付けない
  • 自分の能力の限度を認め、他人の優秀さを肯定的に受け入れる

心の中にある歪みの元を解消することで、相手に威圧的な感情を持つことを抑えられるでしょう。

まとめ

本日は、パワハラをされる人・しやすい人のタイプについてお伝えしました。

パワハラの当事者になる可能性は全ての人にあると言えるので、予防するには今回の記事を参考にしていただくことをおすすめします。

パワハラされやすい人・しやすい人のタイプに当てはまる場合は、そうならないための対策方法に注目して当事者になる可能性を回避しましょう。

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