【HSS型HSPの恋愛傾向】長続きしない理由や上手くいくポイントとは?

こんにちは!精神科医のしょうです。

私は普段、精神科での外来を行い、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)

社交的で刺激を追い求める反面、人一倍疲れやすい気質を併せ持ったHSS型HSPさん。

恋愛においても積極的に行動するため、その反動で最終的に心が燃え尽きてしまい関係が長続きしないことに悩んでいませんか?

今回はHSS型HSPさんの恋愛傾向と長続きしない原因、その対処法について紹介します!

HSS型HSPとは?

HSS型HSPとは、活動的で刺激を追い求める気質と内向型HSPの二つの気質を持ち合わせたHSPのことを指します。

一見社交的に見えるHSS型HSPですが繊細な気質を持っているため、一人になった時に思い悩んだり他人と関わることでどっと疲れてしまう特徴があります。

行動力があり積極的に見えるので、なかなか周りの人にHSPの特性を理解してもらえないという悩みを持つHSPさんも沢山います。

HSS型HSPの恋愛傾向

熱しやすく冷めやすい

HSS型HSPさんは恋愛に盲目的になりやすく、猪突猛進な部分があります。

刺激を求める傾向があるので、恋愛のスタート時に燃え上がるような感情になった後、それ以降は何となくマンネリを感じたり刺激不足で飽きてしまったりします。

また、自分に興味を持ってもらえないと分かると一気に恋心が冷めてしまうことも。

一度相手に対して興味を失ったとしても時間と共に興味が戻り、のめり込む可能性もあります。

尊敬できる人に惹かれる

HSS型HSPさんは好きな人が出来ると、相手の身の回りのことや趣味、性格に興味津々になり共感しようとします。

「相手のことなら何でも理解したい!」という気持ちから相手に関する新しい情報をどんどん追求していきます。

そして、自分にないものを持ってる人に惹かれる傾向があるので、ユーモア溢れる人や行動的な人、今に囚われず人生を楽しんでいるような人に魅力を感じるのではないでしょうか。

美的センスがある人や楽器が出来る人、絵を描く人など、何かしらの才能を持つ人に感銘を受けることが多いでしょう。

ドキドキするような体験が好きで恋愛体質が多い

HSS型HSPさんはドキドキするような体験や刺激的なことが好きなので、恋愛体質な人が多い傾向があります。

人に共感して合わせることが得意なため、相手からも好意を持たれやすく恋愛関係に発展しやすい特徴もあります。

自分の感情の動きに対しても繊細で感受性が豊かなところがあり、人の何十倍もドキドキを感じやすいため刺激的な恋愛を楽しむことができます。

付き合っても長続きしない

HSPさんは仕事や恋愛、趣味など一つのことがなかなか長続きせず、悩んでいる人が多いです。

これは「熱しやすく冷めやすい性格」も関係していますが、「疲れやすい」HSPの気質も相まってパートナーと一緒にいることに疲れ、苦痛を感じてしまうのです。

相手からよく見られたいという気持ちや、良きパートナーで居たいという気持ちから無意識に尽くそうとしてストレスになっていることも。

また、恋愛がマンネリ状態の場合、新しい出会いや刺激を求めて他の異性に目移りしてしまうケースもあります。

HSS型HSPの恋愛が続かない原因

仕事が安定せず恋愛に影響が出てしまう

HSS型HSPさんは仕事が続かず職場を転々とする人が多いです。

衝動的に仕事を辞めてしまったり、次の仕事が決まっても短期離職をしてしまうなど、生活とメンタルがなかなか安定しません。

一つの仕事が長続きしないため恋愛どころではなくなってしまい、結婚のタイミングを逃してしまうなど影響を受けてしまうことも。

傷付きやすいけど分かってもらえない

HSS型HSPさんは、周りからは社交的で好奇心旺盛に見えるため、繊細な内面をなかなか分かってもらえないことが多々あります。

HSPさん自身も普通の人と同じように振る舞うので、外向的な自分と内向的な自分のギャップに挟まれて疲れてしまうのです。

自分の本心を打ち明けられる人を見つけることが難しいため、付き合った後も相手に対してモヤモヤを溜め込んで自ら別れを選んでしまうことも。

ダメ男に引っかかりやすい

HSS型HSPさんは刺激を求める気質を持っているがゆえに、特定のタイプの異性に引っかかりやすい傾向があります。

無意識に刺激を求めているので、自分の主張が強い人、自由に生きている人、精神的に不安定な人など、少し危ない雰囲気の人に惹かれてしまうのです。

HSPさんは相手に尽くす傾向が強いので、このようなタイプの異性に引っかかると身も心もボロボロになってしまう恐れがあるため注意が必要です。

デートに疲れてしまう

HSS型HSPさんは、ワクワクすることや好奇心をくすぐられるものに自分から近寄っていくタイプです。

しかし、HSPの気質を併せ持っているため社交的に見られる自分に違和感を抱いているのではないでしょうか。

パートナーにもHSPさんが活発に見えている可能性があるため、良かれと思ってデートや社交的な場に頻繁に誘ってくることがあるかもしれません。

相手からの誘いに乗っているうちに疲労が溜まって、デート自体が嫌になってしまうことがあります。

HSS型HSPの恋愛が上手くいくポイント

恋愛は刺激よりも安定感を選ぶ

一時の感情や刺激を優先するよりも、「この先どんなことがあっても、この人と一緒に人生を過ごせるかどうか」を考えてみましょう。

精神的に成熟して安定している人は、一見刺激が少なく物足りないと感じてしまうかもしれません。

しかし、相手の良い部分を読み取って深いところまで共感できるHSPさんは、一緒に居て安心できるような相手を選んだ方が後々大きな幸せを得られるはずです。

パートナー相手に刺激を求めるのではなく、趣味や新しいことにチャレンジするなど工夫しながら恋愛を楽しむことがポイントです。

勢いで付き合わないようにする

HSS型HSPさんは良くも悪くも恋愛に対して猪突猛進なタイプです。

もし相手が依存してくるタイプや精神的に危ういタイプの人だったりすると、雰囲気に流されてそのまま交際に発展する可能性があるので要注意。

HSS型HSPさんも最初は気持ちが盛り上がって相手に好意を向けますが、いざ付き合うと振り回してくる相手に疲弊して一気に冷めてしまうことも。

交際のほかに、いきなり同棲を始めたり長旅をしたりするのもおすすめしません。

まずは、友達の距離感で相手のことをじっくり知ってから関係を進展させるようにしましょう。

相手のことを観察して見極める

HSPさんは自分の心の内側で起きている感情にも敏感なので、魅力的な相手と接していく内にいつの間にか好きになっていることがあります。

少しのドキドキでも恋愛感情だと勘違いしてそのまま好きになってしまうことも。

特にHSS型HSPさんは内向型HSPさんよりも行動力があるので、好意を持った相手とすぐにお付き合いに発展することも少なくありません。

しかし、付き合ってから「なんか想像と違った」と後悔しないためにも、相手のどういうところが好きなのかをじっくり見極めることが大切です。

同じような恋愛パターンは繰り返さない

精神的&経済的に依存してくる、暴言が多い、振り回してくる、などそんな恋愛を繰り返して懲りたはずなのに、また同じような異性に引っかかってしまう……なんてことはありませんか?

「前の恋人と似てるような気がする」と思ったら恋心に一旦ブレーキをかけましょう。

好きになる異性のタイプはどうしても似通うものなので、ダメな恋愛を繰り返しがちになってしまいます。

身も心もボロボロになる前に、難しいかもしれませんが身を引く勇気を持ちましょう。

まとめ

HSS型HSPの恋愛傾向について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

恋愛が長続きせず、つい悲観的になってしまうかもしれませんが、色々な経験を積み重ねることで自分にぴったりなパートナーを見つけられる可能性が広がります。

自分のHSPの気質を理解して、お互いの性格や考え方を尊重し合いながら、素敵な恋愛をしてくださいね。

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