「人の目を見て話すのが苦手」そんな場合は3秒〇〇を見るを意識!

しょう
こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信、書籍の出版を行っています。

「相手の目を見て話しましょう」よく言われる話です。

仕事においても、相手の目を見て話すことで、「自信がありそう」「誠実そう」などの好印象を与えることができるのではないでしょうか。

どうしても伏し目がちであったり、目をキョロキョロさせていては、自信が無さそうに見えてしまいますし、頼りなさそうな印象を与えてしまいます。

たとえ話す内容がどれほど良くても、視線1つで相手への伝わり方が変わってしまうわけです。

HSPさんは人の目を見て話すことが苦手?

そんな視線に関してですが、HSPさんの中には、人の目を見て話すことが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんね。

「目は口ほどに物を言う」

喋らなくても、目から気持ちが伝わる。

目を見れば本音が分かる。

そういった意味合いです。

それゆえにHSPさんは、人の気持ちに反応しやすい気質や、些細な刺激に敏感で疲れやすいなどの気質から、その目を見て話すことが苦手な方も多いかもしれません。

相手の目から色々なものを汲み取ってしまうわけですね。

では、そんな人の目を見て話すことが苦手なHSPさんは、一体どうすれば良いのか?

何を意識して話せば良いのか?

そのポイントをお伝えしたいと思います。

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪

相手の目を見る長さは「約3~5秒」が理想

まず最初に1番大切なことですが、相手の目を見て話さなければならないからといって、あまりにも相手の目を見ること(凝視)は、相手に不快感を与えてしまいますので注意が必要です。

そこは覚えておきましょう。

  • 一般的には、相手の目を見る長さは、「約3~5秒」

この長さが好ましいとされています。

どんなに長くても、10秒は超えない方が良いでしょう。

海外の研究でも、あまりにもずっと相手の目を見ること(凝視)は、好まれないとされています。

では、更に詳しく見ていきましょう。

約3~5秒間をどのように見れば良いのか?

秒数は分かりましたね。「約3~5秒」

その約3~5秒間をどのように見れば良いのか?

オススメが2つあります。

  • 「相手の片目を見ること」
  • 「相手の眉(まゆ)と眉との間(眉間)を見ること」

この2つです。

どちらも、相手の両目を見ているわけではありませんが、相手からすると、ちゃんと目を見て話しているように見えますのでご安心ください。

この方法なら、相手の目を見て話すことが苦手な方にも、比較的ストレスなく実践することができるのではないでしょうか?

そしてこれも重要ですが、相手を見る際には、優しい視線で見るようにしましょう。

時折、強いまなざしで相手を見る方がいますが、相手に圧を与えてしまいます。

それ自体は悪いことではありませんが、TPOは意識した方が良いでしょう。

「相手からどう思われたいか?」です。

  • 優しい視線で相手の目を約3~5秒見たら、視線を意図的に外す

そうすれば、相手も楽ですし、自分も気持ちの面で楽です。

相手の目をずっと見て話す必要はありません。

マスクが安心感に

今はコロナ禍のため、マスク生活を余儀なくされています。

口元が覆われている状態です。

少し余談ではありますが、そのマスク1つあるだけでも、心理的に気持ちが楽と感じている方も多いのではないでしょうか?

冒頭でお伝えしましたが、「目は口ほどに物を言う」

それほどに、目と口は大事なんですね。

その2つから人は様々なことを読み取っています。(もちろん、この2つが全てではありません)

それゆえ、その口元が覆われている(隠れている)ことで、心理的に守られている、安心感を覚えるわけです。

マスクという、物理的かつ心理的フィルターを1枚挟むことで、「相手からどう思われているか?」「どう見えているか?」

そういったことを気にしなくて済むわけですね。

なので、もし人の目を見て話すのが本当に苦手で苦痛、他人の視線がいつも気になる。。

そういった方は、マスクと同じ原理で、サングラスをかけてみるのもオススメです。

(もちろん、TPOは意識しましょう)

サングラスといっても、真っ黒のサングラスや茶色のサングラスでなくても構いません。

少し青みがかったサングラスや、うすい黄色のサングラス、そういったものをかけるだけでも、少し気持ちが楽になるかと思います。

まとめ

  • 人の目を見て話すことが苦手な方は、優しい視線で相手の目を約3~5秒見たら、視線を意図的に外すことを意識しましょう。
  • しかし、相手の目を見るとはいっても、「相手の片目を見る」「相手の眉(まゆ)と眉との間(眉間)を見る」

そういったことで構いません。

相手からは、ちゃんと目を見て話しているように見えます。

  • 注意点は、相手の目を見て話さなければならないからといって、あまりにも相手の目を見ること(凝視)です。

それは、相手に不快感を与えてしまいますので注意していきましょう。

サングラスをかけることも有効ですので、TPOに注意してお試しくださいね♪

楽しく人とコミュニケーションを取れるようになることをお祈りしています♪

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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