【HSPの特徴の1つ】感覚過敏を強みに変える効果的な5つの方法とは?

こんにちは、精神科医のしょうです!

私は普段、インスタやvoicyにてHSP気質に関する発信を行なっています。

HSP気質とは繊細で敏感、共感性豊かな気質を持つ人々のことを指します。

HSP気質について知りたい方はこちらの記事を読んでね!

突然ですが、こんなお悩みを抱えていませんか?

  • 「大きな音がすると、混乱して手が止まる」
  • 「苦手な匂いを嗅ぐと気分が悪くなる」

ただ嫌な匂いと感じるのではなく、体調に影響をきたしてしまい、

  • 「周りからわがままだと思われるのではないか」
  • 「普通に生きているだけなのに、他の人より疲れやすい気がする」

などの悩みが尽きないHSPさんはたくさんいらっしゃると思います。

そんなHSPさんが自分の感覚過敏を強みに変える方法があります。

今回は、感覚過敏の例なを交えながら、うまく付き合う方法を解説してきます。

HSPの特徴の一つ「感覚過敏」

周りの人が気付かないことでも敏感に感じ取る特性を持つHSPさん。

それにより、疲れやすく体調が左右されやすい人も多いのです。

これから紹介するのは、HSPさんが抱える感覚過敏の例を紹介します。

それぞれの感覚で気を付けることを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

聴覚|耳がいい

HSPの持つ感覚過敏の一つ、聴覚過敏があげられます。

耳から入ってくる情報が多くなるため、行動に影響が出るのが特徴です。

  • 「雑音が多いと集中できなくなる」
  • 「少しの物音でも気になる」
  • 「大きな音がすると行動が止まることがある」

聴覚が非常に鋭く、少しの音でも繊細に感じ取ります。

そのため、耳から得る情報を選ぶことも必要です。

例えば、周囲の雑音が気になったときに使用するために、耳栓を持ち歩くのも効果的でしょう。

一日の疲れをグンと軽減することができますよ。

 

視覚|目がいい

次に視覚過敏についてです。

これは、目からの情報が多くなってしまい混乱する特徴があります。

  • 「太陽の光がまぶしくて目が開かない」
  • 「たくさんの文字が見えると、混乱してしまう」

まぶしい時はサングラスを着用する、本を読むときは一文ずつ読めるように前の行を隠すなどといった工夫をしてみましょう。

 

触覚|触覚に敏感

肌に当たるものに対して敏感になるのが、触覚過敏です。

肌に当たるものとは、衣服や布団だけでなく、風や水滴にも反応が起こります。

  • 「ゴワゴワ・チクチクした衣服を着ると不快になる」
  • 「頭を触られる美容室で神経を使う」

自分のお気に入りの布の生地を見つけるなどといった工夫をしてみましょう。

また、美容室では体の力を抜いて、リラックスをするよう心がけてみてください。

 

味覚|舌が繊細

好き嫌いが多い方は、味覚が過敏であることも要因の一つかもしれません。

舌が繊細なため、食べ物の味や食感を敏感に感じ取ります。

  • 「嫌いなたべものが多い」
  • 「食べ物を食べ物ではない物に感じることがある。」

どうしても嫌いなものを食べなければいけない状況になることもあります。

その場合は、飲み物で流し込んでしまいましょう。

また、その食事の次は自分の好きな食事を取ってくださいね。

 

嗅覚|鼻が利く

鼻が利く嗅覚過敏は、体調に支障をきたしやすいのが特徴です。

いくら好きな香りの香水でも、付けすぎると苦手になってしまうことはありませんか?

HSPは、苦手な匂いが顕著に分かります。

  • 「香水や柔軟剤の香りを嗅ぐと気分が悪くなる」
  • 「化学製品の香りが苦手」

香りに敏感な方は、苦手な匂いがしたら、すぐに別の場所に移動しましょう。

また、公共の場所で回避できない場合は、アロマオイルを活用するといいですよ。

リラックス効果のあるアロマオイルなどもおすすめです。

 

第六感|勘が鋭い

五感以外の第六感が鋭いこともあるようです。

HSPは相手の顔色を読んで、空気を感じ取ることができます。

相手の小さな感情の変化も分かるため、勘が鋭いと感じるのです。

このように周りの空気や相手の感情を読みすぎてしまうことから、疲れてしまうことがあります。

一日の終わりはリラックスすることをこころがけましょう。

HSPの感覚過敏と付き合う方法は?

感覚過敏とうまく付き合うためには、五感に優しい行動を取ることが大切です。

五感が繊細であるため、少しの刺激でも多くのリラックス効果がみられます。

日々の習慣から、自分に優しい行動を取ってみてください。

  • 聴覚過敏・・・好きな音楽を聞く。
  • 視覚過敏・・・目を温めてあげる。
  • 触覚過敏・・・好きな素材のパジャマを来て睡眠を取る。
  • 嗅覚過敏・・・アロマオイルでリラックス。
  • 味覚過敏・・・食にとことんこだわる。甘いものでご褒美を。

また、カフェインを取りすぎないということも大切です。

HSPさんはカフェインの効果を感じやすく、頭痛や吐き気が起こりやすいといわれています。

まとめ

HSPさんは感覚が繊細で、HSP以外の方が気付かないことも気付ける特徴があります。

それが要因で、疲れすぎて体調に支障をきたすこともあるのです。

うまくこの特性と付き合うために、五感を労わる方法を紹介しました。

普段の生活に取り入れてみてください。

この記事が仕事で悩んでいるHSPさんの参考になれば幸いです。

 

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