【HSPは嫌われやすい?】悩むあなたへおくる2つの対処法

どうも!精神科医しょうです。

私は普段、精神科での外来を行い、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。

12月も後半に入りましたね、いかがお過ごしでしょうか。

さて、あなたがHSPだとしたら質問があります。

あなたは自分がHSPであることを身近な家族や友人に打ち明けたことはありますか?

時々、『家族に話したけれど理解してもらえない』『甘えだ』と言われてしまった、ということを耳にします。

特別扱いしてと言っている訳ではない、HSPには特性があるということを知ってほしいのに一番身近で味方になってほしい人に理解してもらえないのはとても辛いですよね。

今日は、なぜHSPが嫌われやすいのか、そして嫌われてしまう時の対処法についてお話していきますね。

なぜ、HSPは嫌われやすいのか。

全人口に対するHSPの割合

人口の20%、5人に1人がHSPだと言われています。

逆を言えば、残りの80%の人は非HSPということになりますよね。

最近ではメディアにも取り上げられ、自分がHSPであることを公言している人もいますが、少数派であることから非HSPの人は実際にHSPと関わる機会は少ないんです。

人間は少数派よりも多数派を正解と感じやすいため、HSPの特徴を理解しにくいんですね。

HSPの特徴が、非HSPにも当てはまるものがある

HSPには次の4つの特徴があります。

  • D:深く処理する
  • O:過剰に刺激を受けやすい
  • E:感情の反応が強く特に共感力が高い
  • S:些細な刺激を受ける

この4つの特徴ですが、程度は違えど仕事で失敗した時、失恋した時など落ち込んだり、ドラマや映画などで感情移入して泣いてしまうという非HSPもいます。

例えば非HSPだと、失敗して落ち込んでも数日で立ち直ることが多いですが、HSPの場合は「なんで失敗したんだろう、何がいけなかったんだろう、」とぐるぐると一人反省会が止まらないんですよね。

双方、同じ失敗という出来事で「落ち込む」という体験をしているけれど、非HSPの人は「自分も同じように失敗して落ち込んだよ。それと一緒なんじゃないの?」とHSPの感じていることが理解されにくいんです。

HSPの人口の割合は少ない、非HSPでもHSPと似通って感じる部分もあるということがわかりました。

でも、このまま過ごすのもしんどいですよね。

どうやったらHSPさんの辛さが少しでも減るのでしょうか、嫌われてしまう時の対処法についてお伝えします。

嫌われてしまう時の対処法

自分と同じ立場の人と話す

HSP同士だと共感できる部分も多いのではないでしょうか。

SNS上でもHSP同士が話せるコミュニティがあったり、人の気持ちを感じ取ることが得意ということを生かしてカウンセラーとして活躍されているHSPさんもいます。

言葉にすることで自分の気持ちを整理出来たり共感し共感されることで、自分一人ではないと辛さが少しでも和らぐのではないでしょうか。

自分に大切にする

最近、自分を大切にしなさいとよく聞きますよね。

いつも相手に意見をあわせ、相手を優先してきたあなたは「自分を大切にってどういうこと?」と思いませんでしたか?

相手のことばかり考えるよりも、本当は自分がどうしたいのか考えてみるなど、自分の気持ちに寄り添ってあげるのも一つの方法だと思いますし、HSPであることも無理に打ち明けなくともよいと思います。

例えば、しんどくなった時は「ちょっと外でコーヒー飲んでくる」と伝えて、相手が「一緒に行く」など返して来たら「ごめんね。一人の方が落ち着くから」と断りを入れてみるのも良いのではないでしょうか。

自分が安心する環境を作ってあげましょう。

まとめ

本日はHSPさんが嫌われてしまう理由とその対処法についてお伝えしました。

いかがでしたでしょうか。

非HSPがHSPに対して理解できない理由が分かったことで「なんで理解してくれないの?!」ということが明るみになったのではないでしょうか。

このことを知った時「あ、そうなんだ」「そう思ってるなら仕方ないよね。」と少し気持ちが軽くなるのではないかと思います。

あなたの落ち着ける人や場所、環境を見つけてあげましょう。

少しでもこのブログがお役に立てればと思います。

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