日々生活する上で、通勤、通学、休みの日のお出かけ、旅行など、ある程度人混みを避けては通れない場面があるかと思います。
特に公共交通機関を使うことが多い方にとっては、人混みは日常生活の一部かもしれませんね。
HSPさんは、刺激に敏感なことや感覚の鋭さから、人混みが苦手な方も多いとされています。
気疲れ、大きな音や大きな声、香水のにおいやタバコのにおいなど、そういったものにより、ドッと疲れてしまうわけです。
一体どうすれば人混みが少しでも楽になるのか?
いくつかアドバイスできればと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ではさっそくお伝えしていきたいと思います♪
「3つの感覚」への刺激をケア
HSPさんの気質を考えると、「刺激をどれだけ減らせるか?」
ここが非常に重要です。
人混みでの刺激、つまり、音やにおい、他人からの視線といった刺激が考えられます。
そう考えると、「聴覚」「嗅覚」「視覚」への刺激を減らしてあげることが大切ということが分かります。
【聴覚】
- イヤーマフ
- 耳栓
- ノイズキャンセリングイヤホン
- ヘッドホン
【嗅覚】
- マスク
- マスクの2枚重ね
- マスクに香りのするシールを貼る(自分が落ち着くもの)
- ハンカチに自分の好きな香りを染み込ませておく(困った時に嗅いでみる)
【視覚】
- サングラス(真っ黒でなくても、薄い色つきのものなどでも可)
- つば付きの帽子(自分からも相手からも、少し視線をシャットアウトできるため)
例えばですが、以上のような対策が考えられます。
「聴覚」「嗅覚」「視覚」に対する刺激をどれだけ減らせるか?
そこを考えてみてください。
人混みに苦手意識があるならば
他にも、考え方も非常に重要です。
もし、人混みに対する苦手意識があるのであれば、こう考えてみてください。
- 「人混みは、何者でもない自分になれる場所」
人は誰でも役割を持っています。
- 「職場では上司という役割」
- 「家庭では、母親という役割」
- 「実家では、子どもという役割」
何かしらの役割があるんですね。
- 「上司なら、上司らしい振舞いをしなければならない」
- 「母親なら、母親らしい振舞いをしなければならない」
- 「子どもなら、子どもらしい振舞いをしなければならない」
社会から求められる役割、自分が思う役割をしなければなりません。
そして時には、それをしんどく思うこともあるかと思います。
しかし、人混みでいる時には、役割はありません。
「ただの群衆の1人」です。
求められる役割というのは、そこには存在しないんですね。
(もちろん、ルールやマナーは守る必要があります)
それゆえ、人混みというのは、役割という観点から見れば、“意外と”ストレスがない場所とも言えるんですね。
そのことは、頭に入れておいても良いのではないでしょうか。
あなたはただ視界に入っているだけ?
そしてもう1点、大切な考え方があります。
- 「人は見えているものを見ているのではなく、見ようとしているものを見ている」
このような考え方です。どういうことか?
例えば、あなたが街中に出かけたとしましょう。
その時、たくさんの人達と出会う(すれ違う)わけですが、今その人達のことを思い出せるでしょうか?
大半の方は、思い出せないのではないでしょうか?
これは、人は見えているものを見ているわけではないからです。
確かに街中に出ると、たくさんの人達が視界の中に入ってくるかと思います。
しかし、それはあくまでも“受動的”
“能動的”ではありません。
街に出ると、たくさんの人の視線を感じ、“見られている”と感じるかもしれませんが、大半は“見えている”だけです。
あなたのことを“見ようとして見ているわけではない”、そこは頭に入れておくと良いかもしれません。
ただ視界に入っているだけです。
今回お伝えした内容を実践したり、考え方を意識したからといって、人混みに対する苦手意識や疲れやすさが変わるとは限りません。
しかし、避ければ避けるほど、人混みが怖く、そして苦手になるのも事実です。
上手く対処できる術、考え方を見つけていきましょうね♪
応援しています♪
まとめ
- 人混みに疲れやすい人は、「聴覚」「嗅覚」「視覚」への刺激を減らしてあげることを意識してみましょう。
- 具体的には、イヤーマフやノイズキャンセリングイヤホンの使用、マスク、サングラスなどの使用です。
考え方も大事です。
- 「人混みは、何者でもない自分になれる場所」
- 「人は見えているものを見ているのではなく、見ようとしているものを見ている」
この2つを意識してみてください。
少しでも人混みへの苦手意識、疲れやすさが楽になることをお祈りしています。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
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