「職場で嫌われたくないなら…?」2つのキーワードを意識!

HSPさんはその特性上、職場でも人の目を気にし、つい自分の気持ちを押し殺してしまいがちです。

本当はやりたくない仕事を引き受けたり、断っても良い飲み会や食事の誘いを断り切れなかったり、つい自分よりも他人を優先してしまいやすいものです。

その場の空気や相手の気持ちを瞬時に察知し、相手が求めていることを実行してしまいます。

そして「嫌われたくない」

そのような気持ちも強いかもしれませんね。

では、そんなHSPさんのために、一体どのような行為が職場で嫌われる行為なのか?

今回は、そこを簡単に説明できればと思います。

過度に嫌われることを恐れる必要はありませんが、わざわざ嫌われる必要もありません。

ぜひお伝えする内容を参考にしてみてください。

「職場で嫌われたくない…」そんなあなたへ贈る2つのキーワード

今回キーワードとなるのはこの2つ。

  • 「交換的人間関係」
  • 「共同的人間関係」

1つずつ説明していきます。

「交換的人間関係」

これは、利益の交換に基づく人間関係です。

  • 互いのコストや報酬が妥当かどうか?
  • 釣り合っているかどうか?

そういったことがポイントになってきます。

例えば、同僚のシフトを代わってあげたというコストを払ったから、後日お礼に食事を奢ってくれたという報酬があった、このようなイメージです。

他には、同僚の業務Aを手伝った(コストを払った)から、後で同僚が代わりに業務Bを手伝ってくれた(報酬があった)、このようなイメージ。

どちらも利益の交換があることがお分かりいただけるかと思います。

そして、その際のコストや報酬がある程度釣り合っていることもお分かりいただけるのではないでしょうか。

これが「交換的人間関係」です。

「共同的人間関係」

では、次に「共同的人間関係」について説明したいと思います。

共同的人間関係とは、見返りを求めない人間関係のことです。

相手への配慮、気遣いを基に成立しています。

例えば、特別な日ではないものの、美味しいケーキを家族のために買ってくるという行為。

これは、全く見返りを求めていないですよね。

美味しいケーキを大切な家族に食べてほしいという配慮や気遣い、想いがベースとなっています。

他には、試験に合格した友人のために、プレゼントを買ったり、食事に誘うという行為。

こちらも見返りを求めてやっている行為ではありません。

友人に喜んでほしい、友人の努力をねぎらいたい、そういった気持ちから来るものであって、そこに「交換的人間関係」のような利益の交換は、目的とされていません。

職場で嫌われる行為は、互いのコストや報酬が妥当ではない、釣り合わない行為

では、この「交換的人間関係」と「共同的人間関係」を押さえた上で、職場で嫌われる行為は何なのか?

そこをお伝えしていきたいと思います。

まず知っておいていただきたいことは、職場、つまりビジネスシーンにおいては、交換的人間関係が望ましいとされているということ。

つまり、互いのコストや報酬がある程度釣り合っている必要があるということです。

そう考えると、職場で嫌われる行為は、互いのコストや報酬が妥当ではない、釣り合わない行為です。

例えばこういう行為が考えられます。

職場で嫌われる行為の例

  • シフトを代わってあげた(コストを払った)のに、それに対するお礼もなく、別の日にシフトを代わってくれもしない(報酬が何もない)
  • 仕事を手伝った(コストを払った)のに、こちらの仕事は一切手伝ってくれない(報酬が何もない)
  • 繁忙期に休みばかり取る(コストと報酬が不釣り合い)
  • いつも楽な仕事ばかり選んで、キツイ仕事は他の人に任せる(コストと報酬が不釣り合い)

いかがでしょう?

嫌われて当然と言えば当然の行為ですよね。

「コストを払ったのに、それに対する報酬が何もない」

「明らかにこちらが払うコストと相手からの報酬が不釣り合い」

これではフェアとは言えません。

職場の人間関係、上司、同僚、部下というのは、友達ではありませんから、しっかりとWIN-WINの関係を意識しておいた方が良いでしょう。

見返りを求めない共同的人間関係のような関係性は、友人や家族、パートナー向けの関係性です。

もちろん、職場にも見返りを求めない人もたくさんいますが、マナー的な意味も含めて、受けた恩はしっかり返しておきましょう。

それが人間関係を良好にする秘訣であり、今後も助けてもらうための秘訣でもあります。

ぜひ意識してみてくださいね♪

まとめ

  • 職場で嫌われたくないなら、「交換的人間関係」を意識しましょう。
  • 交換的人間関係とは、利益の交換に基づく人間関係であり、互いのコストや報酬の妥当性がポイントです。
  • 見返りを求めない「共同的人間関係」のような関係性は、プライベート。

職場においても、もちろん見返りを求めない人もたくさんいますが、人としてやはり受けた恩は返すこと。

そうすると、自分が困った時にまた誰かに頼りやすいですし、誰かが助けてくれるというものではないでしょうか。

ぜひ職場で良好な人間関係を築いていただければと思います。

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