突然ですが、あなたの周りには人の話を遮って喋る人はいますか?
- 「あなたの話がまだ終わっていないのに、話し始める」
- 「自分と違う意見であれば、すぐに話を遮ろうとする」
「いるいる・・・!!」そんな声が聞こえてきそうです。
人の話を遮ろうとする人は、職場やプライベート、様々な場所に存在します。
HSPさんは、深く考える傾向があります。
それゆえ、“話を遮られた理由”を考え過ぎてしまうかもしれませんね。
- 「私の話が面白くなかったのかな・・・?」
- 「私のことが嫌いなのかな・・・?」
- 「怒らせてしまったのかな・・・?」
考えても仕方のないことをあれこれ考えてしまいますから、その心労は計りしれません。
ですが、本来これは“相手の問題”です。
やはり、会話にも暗黙のルールがあり、「相手の話をちゃんと最後まで聞き終えること」
これは、基本なんですね。
なので、まずはそこが前提にあるということは、押さえておきましょう。
“相手の問題”です。
しかし、そうは言っても、現に人の話を遮る人が存在しているわけです。
そういった人達により、しんどい思いをするのはこちらですから、何とかしなければなりませんよね。
そこで今回は、人の話を遮って喋る人にお困りの方に、意識していただきたいポイントをいくつかお伝えしていきます。
人の話を遮ろうとする人は「言いたい」「伝えたい」「聞いてほしい」
では、さっそくですが、まずは人の話を遮って喋る人について、簡単に説明しておきたいと思います。
人の話を遮ろうとする人は、間違いなく相手の話を聞くよりも、「言いたい」「伝えたい」「聞いてほしい」そういった気持ちが先行しているわけです。
「自分が正しい」「自分の意見を押し通したい」
そういった気持ちも含まれているでしょう。
一体何が欠けているのか?
どの視点から見るかで様々あるかと思いますが、今回は1つ。
「符号解読能力」という視点からお伝えしたいと思います。
「符号解読能力」とは
「符号解読能力」とは、「符号」を読み取る能力のことです。
「符号」とは、言葉以外の表情やしぐさ、視線などのことを言います。
そして、それらを読み取る能力が「符号解読能力」というわけです。
この点に関しては、まさにHSPさんは非常に長けているのではないでしょうか。
相手の表情やしぐさ、視線など、雰囲気から相手の気持ちを察することは、ある程度“当たり前に”できるはずです。
しかし、相手の話を遮ろうとする人達は、この「符号解読能力」が低いわけです。
HSPさんには当たり前にできていることが、できない、苦手なんですね。
もちろん、“あえて”それをしようとしていないという可能性もあるでしょう。
まずここで覚えておいていただきたいことは、HSPさんには得意な「符号解読能力」が、逆に不得意、できないという人達もいる、ということです。
人の話を遮って喋る人に対して、意識したいポイント
では、話を戻しまして、人の話を遮って喋る人に対して、意識していただきたいポイントをお伝えしていきたいと思います。
先程もお伝えしましたが、「符号解読能力」が低いわけなので、“もっと”ハッキリと伝える、“もっと”ハッキリと示す必要があります。
例えば、こういったことが有効な手段として考えられます。
- 手のひらを相手に向けて「ちょっと待って」というジェスチャーを示す
- 頷く回数を減らす
- 丁寧に返答しない
- あえて沈黙(タメ)を作ることで、こちらに注目させる
- ハッキリと「ちょっと待って」「話を聞いて」と伝える、など
HSPさんは、「符号解読能力」は高い方が多いですが、「符号化」は苦手な方が多いかもしれません。
HSPさんの場合、相手に気を遣いすぎてしまうばかりに、自分のことを犠牲にしがちです。
- 「自分が我慢すれば良い」
- 「自分が犠牲になれば良い」
そう考えやすいものですから、“自分の”気持ちを押し殺しがちかもしれません。
それゆえ、“自分の”表情やしぐさ、視線などから、相手に自分の気持ちが悟られないようにしてしまってはいませんか?
そう、「符号化」が苦手なのではないでしょうか?
ここはとても重要なポイントです。
「符号解読能力」が低い人に対して、「符号化」が苦手なHSPさん
相性としては、あまりよろしくありません。
ですから、もし可能なのであれば、「極力距離を置く」「必要最低限の付き合いだけにしておく」
そんな意識も大切です。
その上で、今回お伝えした内容を実践してみてください。
日々生活していると、色々な人と出会い、共に仕事をしたり、一緒に過ごさなければなりません。
人間関係は、とても複雑です。
仕事のみならず、プライベートでも様々な人と付き合わなければならないことがあります。
- 「自分が苦手な人とどう付き合っていくか?」「どう折り合いをつけていくか?」
今回お伝えした内容が、少しでも参考になれば幸いです。
まとめ
- 人の話を遮って喋る人に困った時は、手のひらを相手に向けて「ちょっと待って」というジェスチャーを示す、ハッキリと「ちょっと待って」「話を聞いて」と伝える、などを実践してみましょう。
- 今よりも“もっと”ハッキリと伝える、“もっと”ハッキリと示すことが大切です。
- しかし、「極力距離を置く」「必要最低限の付き合いだけにしておく」そんな意識も大切です。
距離を置いても良い人と、無理に付き合う必要はありません。
自分の気持ちを大切にしていきましょうね♪
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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