あなたの職場には、攻撃的な上司はいますか?
発する言葉1つ1つにトゲがあるような上司のことです。
- 「それ意味あるの?」
- 「言い訳するな」
- 「そんなんだからダメなんだ」
言葉1つ1つにトゲがあり、そこに愛はありません。
言われた方からすると、ただただ攻撃されているようにしか思えないことが特徴です。
まさにHSPさんとの相性は、最悪と言っても過言ではないでしょう。
そんな攻撃的な上司ですが、まずなぜそのような態度を取り、そのような言葉を発するのか?
それを考えてみましょう。
上司が攻撃的な態度取る理由
上司が攻撃的な理由。それはこれではないでしょうか。
- 「相手をコントロールしやすくするため」
攻撃的な態度や言葉は、相手を非常にコントロールしやすくします。
相手は委縮し、冷静に判断できなくなりますからね。
相手に従うことで、それ以上傷つくことを防ぐこともできます。
そう、相手をコントロールするには、攻撃的な態度や言葉はうってつけなんです。
そこをまずは知っておきましょう。
相手を知ることは、非常に大切です。
攻撃的な態度や言葉がもたらす依存性
では、相手を知るという点において、併せてこちらも押さえておきましょう。
攻撃的な態度や言葉がもたらす依存性についてです。
あなたが知っている攻撃的な人について思い出してみてください。
- その人は、その攻撃性を捨てたことがありますか?
- 攻撃的ではなくなり、温和な性格になりましたか?
恐らく、そうすぐにその攻撃性がなくなったということはまずないはず。
その理由は、先程もお伝えしたように、相手をコントロールしやすくするというのはもちろん、攻撃的な態度や言葉には、依存性もあるからなんです。
要は止められないんですね。
本人が本当にその行為を悔い改めようとしない限り、止めることは非常に難しいでしょう。
理由としては、大まかに以下の3つが考えられます。
- 相手を攻撃していることへの快感
- 相手を服従させていることへの快感
- 相手から感謝されることへの快感
相手を攻撃していることへの快感
相手を攻撃している時には、本人はある種の臨戦態勢となっています。
アドレナリンが出ており、血圧は上昇、瞳孔も開きます。
そこに高揚感を感じ、快感を覚えている人もいるんです。
相手を服従させていることへの快感
攻撃的な言葉や態度は、相手をコントロールしやすくするとお伝えしました。
言い返しても無駄ということで、本心では納得していなくても、言いなりになる人もいるでしょう。
自分が思うように“簡単に”そして“楽に”相手が服従することに対して、快感を覚えている人はいるのです。
相手から感謝されることへの快感
人の脳は、相反する感情を抱いておきたくありません。
つらい出来事を“無意識に”打ち消そうとします。
となると、どんなに攻撃的な態度を取られたり、攻撃的な言葉を浴びせられても、最終的には感謝される可能性の方が高いのです。
たまに目にしたり耳にすることがありませんか?
どんなにひどいことをされていても、「あの時厳しくしてくれたおかげで成長できました」といったような言葉を。
これは、つらかった出来事、苦しかった出来事などを、そのように思うことで、心のバランスを取っているとも言えるでしょう。
そういったことがあると、攻撃的な人からすると、「これで良いんだ」「間違ってなかった」と思い、そこに快感を覚える人もいるかもしれませんね。
上記3つの快感。
- 相手を攻撃していることへの快感
- 相手を服従させていることへの快感
- 相手から感謝されることへの快感
これらは、依存性があることでしょう。
脳がそこに快感を覚え、これで上手くいくという成功体験も得ていますからね。
本人がそれを止めるという“強い”覚悟がなければ、それを止めることはなかなかないでしょう。
攻撃的な上司との上手な接し方3選
さて、攻撃的な上司について少しばかり見えてきたかと思います。
では、ここからはそんな上司との上手な接し方を少しばかりお伝えしていきます。
この3つを意識してみてはいかがでしょう?
- 最低限の付き合いだけにしておく
- 褒める
- 言い返すのではなく質問で返す
最低限の付き合いだけにしておく
攻撃的な上司と無理して付き合おうとしていないでしょうか?
もちろん、挨拶や業務上必要なやり取りは大人ですからしておきましょう。
しかし、それ以外に関しては、無理に仲良くしようと考えたりする必要はありません。
必要最低限の付き合いだけしておけばOKです。
適度な距離感が大切です。
褒める
誰でも褒められて嫌な気はしないものです。
褒めることで相手の懐に入ってしまいましょう。
攻撃的な上司と言えど、自分とある程度距離感の近い人に対しては、それほどキツく当たれないものです。
キツく当たることがあったとしても、距離のある人と比べれば、まだ比較的良い方ということは十分あり得ます。
言い返すのではなく、質問で返す
攻撃的な人は、口が立ちます。
そういう人に対して言い返そうとしても、言いくるめられてしまう可能性大です。
言い返すのではなく、質問で返しましょう。
- 「それはどういう意味ですか?」
- 「どうすれば良いですか?」
- 「私の何がいけないでしょうか?」
質問で返すということだけ意識しておけば、アレコレ考えなくても済みます。
まとめ
- 攻撃的な上司は、その攻撃性により、相手をコントロールしようとしています。
- また、そこにはある種の依存性もあるでしょうから、攻撃的な上司がそれを止めるということは、あまり期待できません。
- なので、あなた自身が上手く対処できるようになることが現実的です。
もしくは、今いる職場(環境)を変えるということも、時には大切かもしれません。
なぜなら、攻撃的な上司が原因であなたが体調を崩したとしても、基本的には相手は責任を取ってくれないからです。
あなたの体調が何よりも大切です。体調優先で働いてくださいね。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
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そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪