こんにちは、精神科医しょうです。
- 仕事で上手くいかなかったとき、何度も何度も自分を責めてしまう
- 一緒にいる相手の機嫌が悪くなったとき「私のせいだ..!」と自責しがち..
あなたはこんな風に「自分を責めてしまう事」にしんどさを感じていませんか?
確かに時には何かミスをしてしまったり、上手くいかない時に自分に責任があると考える事は大切です。
そうすることでそのミスの改善につながったり、物事が上手く進む事があるからです。
しかし、常に自分を責めてしまっていては、非常に苦しいですよね。
特にHSPさんはその気質から、自分を責めすぎる傾向があります。
そのため、十分に注意が必要だと言えるんですね。
でもどうしてHSPさんは自分を責めすぎる傾向があるのか?
今日は
- HSPさんがつい自分を責めてしまう時あるある30選!
- HSPさんが自分を責めすぎてしまう理由
- 自分を責めてしまうしんどさから抜け出す3つの方法
この流れで一緒に「自分を責めてしまうしんどさ」を抜け出しましょう!
・「自分を責める事が多くしんどい..」と悩んでいるHSPさん
・HSPさんの「つい自分を責めてしまう時あるある」が知りたい人
・みんなの「つい自分を責めてしまう時あるある」が知れる
・自分を責めてしまうしんどさから抜け出し、生きやすくなる!
この記事の信頼性
毎月300人以上のHSPさんと外来でお話することに加え、インスタのフォロワーさん7万人以上の方から聞いた情報も含んでいます。
HSPさんがつい自分を責めてしまう時あるある30選!
- いつもできることができなかった時。どうしようもない理由があっても自分を責めてしまいます。
- ひどいこと言ったとき自分を責めてしまう
- 仕事で上手くいかなかったとき
- 一緒にいる相手の機嫌が悪くなったとき
- パニック障害もあるので普通の人と同じことが出来ない事。子供の卒業式すら行けません
- 子供を叱って後悔する時
- つい、あとまわしなど「つい」。
- 仕事に行けなかった時
- 悪口を言われた時
- 大切な人に迷惑かけたなっ思った時
- 何気なく言ってしまった言葉が、後から失礼な発言だと気づいた時です。
- 物を失くしたとき
- 近くにいる人がデカいため息をついた時…とか。 わたし何かした?と思っ てしまう
- いつもの様に理不尽なことを飲み込めず言葉に態度に出てしまった時
- 完璧でなく、何でもが中途半端に思える時がある
- 言いたいことや意見や考えが言えなかったとき
- 疲れやすくて皆と同じように動けない時
- 体調悪くて仕事休んだ時
- 同僚からの当たりが強かったとき。「わたし、なにかしたかな? 言ったかな?」ってなる
- 仕事のミスで、相手にため息をつかれたとき。 あ一、自分ってダメだなって…
- キツイ言い方をしてしまった時
- 仕事を自分の分も他の人が背負ってくれている事を知った時
- 物事が上手くいかなかった時
- 自分の発言で場の空気が変わった時
- 家族で予定のある日に自分が体調を崩したとき
- 相談してくれてるのにいいアドバイスができない時…
- 周りができてることが自分だけ出来なかった時
- バスの降車ボタン、誰かが押してくれるか様子をみている自分
- 不安定になるとき
- 言われていたことができてないと気づいた時
いかがでしたか。HSPのフォロワーさんから聞いたあるあるなので、あなたも共感できるものが多かったのではないでしょうか?
このようなアンケート結果からもHSPさんは、多くの場面で自分を責めてしまう傾向がある事が分かりますよね。
次にその理由をお話していきましょう。
HSPさんが自分を責めすぎてしまう理由
アンケートから分析した、HSPさんが自分を責めてしまう理由は以下の4つになります。
- ➀過度の自己責任感
→HSPさんは多くの場面で、どうしようもない理由があっても自分を責めてしまう傾向があります。例えば、仕事で上手くいかなかったり、体調不良で仕事に行けなかったりした場合でも、自分を責めてしまうことが挙げられる。
- ②他人との関係への敏感さ
→ 一緒にいる相手の機嫌が悪くなったり、大切な人に迷惑をかけたと思ったりすると、自己責任感が強まる。また、言葉や行動が相手に与える影響に敏感であり、失礼な発言やキツイ言い方をした際に自責の感情が生じるHSPさんが多い。
- ➂完璧主義的傾向→何事も完璧に行わなければならないというプレッシャーがあり、中途半端なものや失敗を許容できず、自己評価が低くなってしまう。結果として自己肯定感も下がり、さらに自分を責めてしまう回数や頻度が増える可能性がある。
- ➃他人の評価に非常に敏感
→周囲の人が何かをできているのに自分だけができなかったり、仕事のミスで他人にため息をつかれたりした際など、他人の評価に敏感なHSPさんは多いです。その結果、「どうして自分はこんなにダメなんだろう..」と自分を過度に責める。そして自信がなくなり、他人の評価がさらに気になってしまう。という自分を責めすぎてしまう負のスパイラルに悩んでしまう事も。
では「自分を責めてしまうしんどさ」から抜け出すにはどうすれば、良いのでしょうか?
「自分を責めてしまうしんどさ」から抜け出す3つの方法
今回は3つの対処法を紹介したいと思います。
- リフレーミング
- 自然に触れる時間を作る
- 瞑想をおこなう
1つずつ解説していきましょう!
リフレーミング
自分を責めてしまいしんどい時には、リフレーミングの手法を用いて状況を見つめ直しましょう。
ポジティブな側面を見つけ出し、過ちや失敗を成長の機会として捉えることが重要です。
たとえば失敗から学び次回の行動に活かすことで、成長を促すことができます。
自責の感情を抱えたときには、自分自身に対する柔軟な視点を持つことが重要です。
リフレーミングの詳しい効果や、やり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
→【簡単に練習できる!】HSPさんが気になってしまう言葉7選をリフレーミングしてみよう。
自然に触れる時間を作る
自然の中で静かに過ごすことは、HSPの方にとって心を落ち着かせる効果があります。
自然の中でリラックスし気持ちをリセットすることで、自責の感情を和らげることができます。
そのため、意識的に自然に触れる時間を作るようにしてみましょう。
例えば、緑の多い公園に出かけてみたり、自然の多い遊歩道を散歩するのもオススメですよ。
ぜひ、生活の中に自然に触れる時間を作るようにしてみてくださいね。
瞑想をおこなう
瞑想をおこなうことで、
- 心の安定
→瞑想中に意識を呼吸や身体感覚に集中することで、心の乱れや不安を鎮めることができます。このような心の安定は、自己責任感が高まる要因を軽減する助けとなります。 - 客観的な視点
→自己責任感が高まっているときに、瞑想を通じて自分自身を客観的に見つめることで、過度な自責を避けることができます。自分を客観的に見つめることで、適切な視点を取り戻すことができます。 - ストレスの軽減
→瞑想はストレスを軽減し、心身のリラックスを促進します。ストレスが軽減されると、自己責任感が高まる傾向も軽減されます。瞑想を通じて、ストレスに対処し、自己責任感を適切なレベルに保つことができます。
このような効果が期待でき、過度に自分を責めてしまう状態にストップをかける事ができます。
→【HSP専用瞑想】知らないと損をする簡単リラックスメソッド
まとめ
- 自分を責めてしまう事でしんどさを感じているHSPさんも多い
- なぜなら、HSPさんはその気質から自分を責めすぎる傾向があるから
- 「自分を責めてしまうしんどさ」から抜け出すには「リフレーミング」「自然に触れる時間を作る」「瞑想をおこなう」この3つの方法がオススメ!
- この3つの方法で、過度な自責思考から抜け出そう!
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
- 「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
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- 「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪