【自分嫌いの克服への第一歩!】自分を受け入れる方法をマスターしよう

こんにちは、精神科医しょうです。

突然ですが、「自分を受け入れることができない」という悩みを持っていますか?

  • 「気にしいな自分が嫌い」
  • 「すぐ凹む自分が嫌い」
  • 「プライドだけは一人前な自分が嫌い」などなど・・・

自分でも何とかしないといけないことは、十分わかっている。

このままではいけないことも、十分わかっている。

“でも”、どうしようもできない。

受け入れることもできない。

そんな困りごとは、ないでしょうか?

今回は「自分を受け入れる」そこに焦点を当て、お伝えしていきたいと思います。

もし冒頭でお伝えしたような

  • 「気にしいな自分」
  • 「すぐ凹む自分」
  • 「プライドだけは一人前な自分」

そんな自分に悩んでいたとしても、それを受け入れることができれば・・・?

そう、自分嫌いになることはないですよね。

ぜひ今回お伝えする「自分を受け入れる方法」を実践してみてください。気持ちも楽になるはず。

自分を受け入れるということ

まず最初に、“自分を受け入れる”ということ、それについてお伝えしておきたいと思います。

自分を受け入れるというのは、何か問題があるからといって自分自身を批判したり、その問題について破局的に考えたりすることではありません。

それは、例えばこのように考えてみるとわかりやすいかもしれません。

もしあなたが寒い地域に住んでいたとしましょう。

冬になれば、朝は一面雪だらけです。

しかし、私達には、それをどうすることもできません。

可能なことは、それを“受け入れる”ことです。

それを受け入れ、暖かい服装を選び、車をスタッドレスタイヤに換えたり、チェーンを履かせる。

そういったことではないでしょうか。

つまり、問題はあるけれど、それらの問題を受け入れて、そして対処しようとする。

そんな姿勢を“受け入れる”というのではないでしょうか。

受け入れるための方法

では、ここからは、具体的に自分を受け入れる方法をお伝えしていきたいと思います。

受け入れる際に意識すると良いのは、「問題を観察する立場に身を置いてみる」ということです。

つい私達は、「気にしいな自分」「すぐ凹む自分」「プライドだけは一人前な自分」そういった自分が抱える問題に対して、それらを解決しようと動いてしまいます。

しかし、先程お伝えしたように、まずは問題を観察する立場に身を置いてみることが大切です。

そこには、気にしいな自分やすぐ凹む自分などに対して、“判断する”ということは含まれません。

気にしいな自分やすぐ凹む自分などを、言葉でちゃんと表現しようとすれば良いのです。

そしてそれらを解釈する必要はなく、ただ記録するだけで良いのです。

一例を示します。

  • 例)「気にしいな自分をどう表現するか?」→人の些細な言葉を悪い方に受け取ってしまう。自分でもそんなことはないと思うようにしているが、“つい”悪い方に受け取ることが多い。ただ、その後その人が仲良く話しかけてくれたら、気のせいだったと思うことができる。

例えば、このように記録することができるでしょう。

これが、「問題を観察する立場に身を置く」ということです。

そしてこれができるようになると、今後自分を受け入れるということがよく理解できるようになります。

では、更に具体的に見ていきましょう。

こちらも予測したり解釈したり、判断したりせず、また解決しようともせず、ただ出来事や状況を書き出してみてください。

  • 現在、私が自分のことを嫌いな点→気にしいな自分

 

  • それらを受け入れる利益と不利益
    →相手が何を考えているかの想像ができる(利益)
    →相手の言動を悪い方に受け取ってしまう(不利益)

 

  • 自分のここが嫌いだけれど、私が既に受け入れていること
    →A社に就職したかったけれど、B社で働いていること

 

  • なぜ私はこれらを受け入れられるのか?
    →今更どうしようもないというのもあるけれど、B社でもそれなりに楽しく働けているから

 

  • 現在、自分のことを嫌いになるきっかけとなった出来事(できるだけ詳しく)
    →過去に上司に怒られたことを友人に相談したが、「気にしすぎ」と軽くあしらわれたことがきっかけ

 

  • 結論
    →自分を受け入れることが“全く”できていないと思っていたが、中には受け入れられていることがあることもわかった。判断や解釈などせず、冷静に自分のことをただただ観察してみようと思う

具体的にどのように書き出したら良いかイメージ湧きましたか?

上記のように書き出してみることで、自分を受け入れる際の手助けとなるはずです。

少しずつ、“自分を受け入れる”ということが分かってくるはずですよ。

まとめ

自分のことが嫌いで、問題を抱えている自分を受け入れることができない人は、ぜひ一度問題を観察する立場に身を置いてみましょう。

気にしいな自分やすぐ凹む自分など、様々な問題を抱えていることかと思いますが、そのことについて判断や解釈をしようとせず、ただただ観察してください。

解決のために動き出さないことです。それが受け入れるということに繋がります。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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