HSP必見!敏感な心を守る3つのリセット方法

しょう
こんにちは、精神科医しょうです。

普段は精神科医として働きながら、インスタグラムやボイシー。そしてyoutubeでもメンタルヘルスやHSP気質に関しての発信をしています。

本日のテーマは、敏感な心を守る3つのリセット方法です。

本題に入る前にテキストよりも動画で見た方がわかりやすいという方はyoutubeでもアップしていますのでこちらを見てみてくださいね↓

敏感な心を守3つのリセット方法

いきなりですがこんな悩みはありませんか?
相手の些細な言葉の裏を読んでしまう、そんな風に悩んだ経験。

例えば、相手に「大丈夫?」と言われた時の声のトーンや表情、そしてタイミング。

その全てが気になり、何か大事なことを見落としているんじゃないかと不安になる。

このように、言葉の背後に隠されたものまで非常に細かく察知して疲れてしまう。そんな経験です。

特にHSPさんはその敏感さから、こういった些細な言葉の裏まで読んでしまう事が多いんですね。

もちろんこの敏感さは、相手への思いやりや自然な気遣いにつながるなど、人間関係を豊かにする事もあります。

しかし一方で、些細な言葉が気になりすぎるといったように、自分のエネルギーを奪って、疲れやストレスを感じる原因にもなりえます。

HSPさんの敏感さは素晴らしい資質ですが、その敏感さが時に過度な疲れやストレスを生むこともあります。

私自身も、多くのHSPさんと接する中で、同じような悩みをたくさん聞いてきました。

例えば、あるHSP気質を持つ女性のエピソードです。

彼女は、職場で同僚に「今日、調子どう?」と聞かれたとき、その言葉の裏に何かネガティブな意味があるのではないかと不安になり、一日中そのことばかり考えてしまいました。

HSPさん

「調子どうってどうゆうことかな、最近私の仕事の質が落ちているということかな、そういえばこの前少しうまくいかないことがあったな…」

「いつもは調子どうなんて聞かないのに何かあったのかな」

こんなふうに考え過ぎてしまったんです。

結果的にその後も仕事に集中できず、帰宅後もその不安がぐるぐると頭から離れず、眠れない夜を過ごすことになってしまったのです。

このような経験をするHSPさんは少なくありません。

ではどうすれば、このような疲れやストレスに上手く対処していけるのでしょうか?

さっそく結論からお伝えすると、

それは…リセットの時間を作るということ。

なぜならリセットの時間を作ることは、心を落ち着かせ、自分自身と向き合うよい機会となるからなんです。

リセットの時間を作ることで、心の中のストレスを一度リセットし、また新たな気持ちで物事に取り組むことができるようになります。

でも、ここまで話を聞いてくれて

「リセットの時間って言っても何をすればいいんだろう..?」

「リセットの時間を作ろうと思っても、なかなか思考をやめられない..」

あなたもこのように感じたのではないでしょうか?

確かに、急にリセットの時間を作ろうと言われても、具体的にどうすればいいか分からないですよね。

なので、今回は

  1. 深呼吸、瞑想
  2. 創造的な活動
  3. 整理整頓

この3つを紹介したいと思います。では1つずつ深堀していきますね。

①深呼吸、瞑想

HSPさんにオススメのリセットの時間。1つ目は深呼吸、瞑想です。これはもう毎回お伝えしているくらいに効果的。

深呼吸そして瞑想には、ストレス軽減や感情の安定化など、心身のリセットに効果的なメリットが非常に多いんです。

例えば、深呼吸をするだけで、副交感神経が刺激され、体がリラックス状態になります。

瞑想に関しても、研究によってその効果が科学的に証明されており、継続することで脳のストレス反応が減少し、感情のコントロールがしやすくなると言われています。

なので1日の少しの時間だけでも、この2つの行動を入れ込むことで効果的なリセットの時間を作ることができるでしょう。

オススメの深呼吸、瞑想のやり方としては次の4つのステップを試してみてください。

①静かでリラックスした場所を準備する
②リラックスした姿勢で目をつむる
③呼吸を5秒吸って10秒吐く(長く吐くのがポイント)
④呼吸のみに意識をしてこれを10分間続ける

この方法なら会社の休憩時間や眠る前の時間など、短い時間で深呼吸と瞑想をすることができるはずです。

また、瞑想アプリなどを利用するのも良いでしょう。

ガイド付き瞑想は初心者にも取り組みやすく、習慣化しやすいのでおすすめです。

そして継続をすることで、ぜひ習慣化していってほしいんですね。

そうすることで自然とリセットを作る事ができ、敏感さから来るストレスへの強い対策になります。

②創造的な活動をする

2つ目は創造的な活動をするということです。

HSPさんは自分の感情や思いを発散したり、周りに伝えて共有するといった事に苦手意識を持つ方も多いです。

そのため、例えば何か相手の言葉が気になって深読みしすぎてしまったとしましょう。

すると、不安やストレスがたまっていっても上手く発散できずに、自分の中にため込んでしまいがちなんですね。

そうしてよけいにネガティブな気持ちになり、より敏感に些細な言葉の裏を考えてしまう。

このように悪循環に陥ってしまいます。

こういった状況から抜け出すためにも、創造的な活動をして感情や思いを発散してみてほしいんです。

もちろん創造的な活動といっても難しく考える必要はありません。

例えば、絵を描いてみたり、ブログに文章を投稿してみたりしてみるのも立派な創造的な活動と言えます。

他にも、料理や手芸、写真撮影なんかもよいですね。

例えば、あるHSPさんは、料理をすることでストレスを発散していました。

新しいレシピに挑戦することで集中力が高まり、日常の些細なことに対する不安が軽減されると言っていました。

創造的な活動は1人でできる事が多いので、HSPさんと相性が良いのもオススメなんですよ。

ぜひ、リセットの時間として創造的な活動を取り入れてみましょう。

さらに、創造的な活動を通じて、自分の新たな才能や趣味を見つけることもできるかもしれません。

それが自己肯定感の向上にもつながり、日常生活においてポジティブな影響を与えることもあります。

③整理整頓

3つ目は、整理整頓です。部屋の中を少し掃除したり、デスク周りを片づけてみる。

このように、「整理整頓をすると不思議と気持ちが落ち着いた..!」「頭の中がスッキリした!」そんな経験はありませんか?

実は、整理整頓をするとモノが少なくなって、周りからの刺激が減ります。

すると、集中力がアップしたり思考がまとまりやすくなり、頭の中も整頓しやすいんです。

ちなみに私は、うたまろを床に吹きつけて、クイックルワイパーで床を吹くことにハマっています。

うたまろってすごいんですよ、これ一本でどこでも掃除ができるくらい万能で、キッチンを吹く時もうたまろ、窓拭く時もうたまろ、床拭く時もうたまろです。

うたまろでの床掃除は整理整頓とは少し違いますが、無心になって何かを整理したり掃除したりすることが大切なんです。

この無心になれるというのが非常に大事。

現代社会は情報が多過ぎます、すぐLINEの通知を見ちゃったりメール見ちゃったりティックトく見たりとか、スマホで常に情報を目にしていると無心になれる時間なんてありません。

そんな時に、整理整頓や掃除で、無心になれるって実は大切な時間だったりするんですよね。

なので些細な言葉の裏を深読みしすぎて思考に疲れてしまったら、ぜひ整理整頓をしてみましょう。心身のリセットの時間に大きくつながるはずです。

あなたの敏感さは宝物です。

だからこそ今回は紹介した3つの方法で、その宝物を磨き、守るための時間を作ることが大切です。

リセットの時間で心を落ち着かせ、もっと自分自身と向き合う機会を作ってみてくださいね。

心をリセットするためには、少しの工夫と時間をかけるだけで大きな効果が得られることを実感していただけると思います。

無理なく続けられる方法を見つけ、ぜひ習慣化してみてください。

では、最後に今日の重要ポイントをおさらいしておきましょう!

まとめ

HSPさんはその敏感さから、些細な言葉の裏まで読んでしまう事が多いんです。

そのことが、疲れやストレスにつながってしまうことも。

その疲れやストレスと上手く付き合って行くためにリセットの時間を作ろう。

特にオススメなのは

・深呼吸、瞑想
・創造的な活動
・整理整頓

この3つ。ぜひあなたも習慣化してみよう。

今日のお話はいかがでしたでしょうか、参考になった共感できたという場合にはぜひコメントをお待ちしています。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?

「他人の顔色ばかりみてクタクタ」

「自分の意思で生きられない」

「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」

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