こんにちは、精神科医しょうです。
毎週金曜恒例の精神科医しょうの日常3選の日がやってきました!
これは私の完全プライベートな話であり、有益・無益に関わらず1週間にあったことをシェアしているものです。
そのため、私の日常に興味が一切ない人はこのまま読み進めずに削除をお勧めします。 では早速ですが、本編をどうぞ。
オスカル君
オスカル君って誰!?っていうツッコミが聞こえてきそうです。
以前の日常3選でもお話しましたが、「世界の果てに東出ひろゆき置いてきた」というABEMAでやっている企画です。一部 youtubeでもみられます。
これは南米の端っこに東出昌大とひろゆきを置いてきて、横断する中で様々な面白い出来事が見られる旅行企画です。
その中でペルーで出会ったオスカル君という20代前半の男の子がいたんです。 彼は夜にペルーの街中でお祭りをやっている中で出会った最初はちょっとチンピラっぽい怪しさを放っていたヤンチャ風の子だったのですが、彼にその後車を運転してもらい観光スポットを案内してもらったり、自宅にも歓迎してもらったんです。
普通の旅行では見られないようなペルーの自宅を見せてくれて、非常に親切にしてくれたナイスガイでした。彼は弁護士を目指す中で、一人で家族を養っています。家族も病気を抱えており働けない方もいて、ペルーの中でもかなりの貧困に悩む家庭のようでした。
そんな中でも、自分でリュックを売る店を開いたり、観光ガイドをやったりするなどしながら精力的に働き勉学に励んでいた彼なのでした。
特にナイトクラブに皆で行ったときの光景が非常に面白かった。 ヤンチャ風なオスカルくんも声をかけた女の子に冷たいあしらいを受けた瞬間に拗ねてしまい、あのひろゆきや東出に気を使われて一緒に踊ってもらっていました。
ペルーの横断が終了した時点でオスカル君とはお別れしていたのですが、先日のアベマの企画の中でオスカル君が日本に来日していたんです。
オスカル君の近況についての話題になった時、オスカル君が勉学に集中するために都会に引っ越しをして家賃の支払いや家族の支払いのために更なる貧困に陥っていることが発覚しました。
収録中に泣き出してしまったオスカル君のために、優しい東出は何か支援してあげたいと言い始めクラウドファウンディングのアイデアが出ました。
ひろゆきはオスカル君のティックトックのアカウントを紹介してあげるというアイデアを口にしていました。 最終的には、オスカル君の学費をプロデュ-サーが前払いし、その代わりにオスカル君の日常生活をABEMAで東出出演で放送していくという企画を行なっていくことになりました。
これ非常に悩ましい問題と見ていて思いました。
オスカル君は旅の途中で非常にお世話になった人。 しかし、番組として彼個人をどこまで支援すべきなのか?
支援するとしてもクラファンのようにお金を一般から集めて支援するのか。 あるいはひろゆきのように、影響力をSNSで身につけてもらうことにより本人でなんとかしてもらうか。 あるいはその間をとって、番組出演してもらう東出出演のもとで企画とすることにより学費を捻出するのか。
あなたはどう思いますか?
どのような問題があるのか知識もない中でしたが、私はオスカル君に車を貸してあげる事はどうかと考えました。
発展途上国に金銭を直接渡すことで起きる問題
続きですが、この時の支援の方法としてどんなものがあるのかわからなかったので、chatgptに上記の質問をしてみました。
便利な時代になりましたねぇ、そうしたら以下の回答を得られました。
(以下chatgptの回答をそのまま貼り付け) 発展途上国を支援する際に直接お金を渡すことにはいくつかの問題点があります。以下に主な問題点を挙げます:
依存症の発生
お金を直接渡すことは、受け取る側が支援に依存してしまうリスクがあります。長期的には、自立して問題を解決する力を削ぐ可能性があります。不正利用のリスク
お金が適切に使われず、汚職や不正利用の温床となることがあります。支援金が本来の目的に使われず、一部の権力者や組織によって横領されることがあります。持続可能性の欠如
一時的な金銭援助は持続可能な解決策とは言えません。根本的な問題解決には、教育、医療、インフラの整備など、長期的な支援が必要です。地元経済への悪影響
大量の外部資金が流入すると、地元の経済や労働市場に悪影響を及ぼすことがあります。価格の上昇や現地の生産者が競争力を失う可能性があります。文化的・社会的な摩擦
外部からの金銭支援は、現地の文化や社会構造に適さない形で行われることがあり、地元のコミュニティに混乱を招くことがあります。解決策としての代替支援方法
1. 能力開発: 教育やスキルトレーニングを通じて、現地の人々が自立できるよう支援する。
2. インフラ整備: 医療や教育、交通インフラを整備することで、地域全体の発展を促進する。
3. 地域経済の支援: 地元のビジネスや農業を支援し、持続可能な経済発展を目指す。
これらのアプローチは、短期的な金銭援助ではなく、長期的な視野で持続可能な発展を目指すものです。これにより、依存や不正利用のリスクを減らし、現地の人々が自らの力で未来を切り開くサポートができます。
今日の結論
私が思っていた以上に、発展途上国に金銭を直接渡すことは沢山の問題が発生することがchatgptにより学べました。
うまく言語化はできませんでしたが、私がクラファンがなんとなく嫌だなぁと思ったのは間違ってはいなかったようです。
そして、私のアイデアとしての車を貸してあげるというのも、依存症の発生や不正利用の発生、地元経済への悪影響といった問題は起こさなそうですが、周囲からやっかみを受けたり文化的な摩擦を思わぬ形でオスカル君が受けてしまうリスクについて感じました。
金銭を直接渡すよりも、車という手段を渡す方法は悪くありません。
しかし個人に対する支援としては理想的には、能力開発が最も良いのではと今の時点では思います。
持続可能で文化的な摩擦も起きにくく、不正利用のリスクや支援者に依存することも、地元経済への悪影響も起き得ません。
しかし、能力開発といっても何をすれば良いのか?彼はそもそも弁護士を目指していますし、彼にとっておせっかいな能力開発なんて無意味です。
今答えは出ませんが、弁護士の学校での勉強を行いつつ、彼が現地でお金を稼いで学費を稼ぐ能力や手段を授けてあげるのが一番良い方法なのです。
一番ではあるけど支援される側の思いと、支援する側の思いがすれ違うような気がしてなりません。非常に難しいですね、なんだかやっぱり答え出ません。シンプルに答えが出ないからこそ、皆が悩む問題なわけですね。
一つ間違いなく言えるのは、クラファンという形での思いつきでしたが、最初に金銭的な支援を悩みながらも番組の場で口にできた東出は非常に優しいと思います。
この気持ちが最も大切で、その後にどのような支援をすべきかについては皆でゆっくりと話し合っていければいいとも思います。
なかなかあんな言葉言えないですよ。責任も伴うし偽善者とか言われそうだし。
不倫で社会的なイメージは地に落ちてしまった彼ですが、彼の優しさや人間としての魅力を感じることができるので興味があれば一度見てみてください。旅行が好きな人は間違いなく楽しめます
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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