【祝!出版記念】改めて自己紹介させてください

こんにちは、私の名前は精神科医しょうと言います。

こちらのクマさんのアイコンで活動させてもらっています。

2020年5月からインスタグラムでの発信をはじめ、2年が過ぎました。

今後もあなたの気持ちが楽になるような発信活動は続きます。

これまでの集大成とも言える書籍の出版を2022年12月2日にさせて頂くこととなりましたので、改めて私の自己紹介をさせて頂きます。

最近、私のことをフォローしてくださった方もいると思いますし、私自身が初心を振り返るためにも自己紹介をさせてください。

精神科医しょうについて

「そもそも、精神科医しょうって誰?」という声もありそうなので、簡単な自己紹介をさせてください。

私はこれまで精神科医として、大学病院や精神科病院、クリニック等で治療や研究を行いながら、大学で講師の仕事や、産業医として会社員の心身の健康維持をしていくための活動もしきました。

メインは精神科での外来診療で、これまでたくさんの患者さんと出会い治療し、患者さんからもたくさんの事を学ばせて頂きました。

今でも患者さんとの距離が一番近い外来診療が、私にとって一番の大切な時間です。

医師としてのキャリアが10年を越えてくると、出会う患者さんはかなりの確率で良くなっていき、その喜ぶ顔を見て私自身も嬉しい気持ちで一杯でした。

「どんな患者さんも、良くする事ができるのでは?」

正直に言ってしまうと、このような全能感を覚えた時期もありました。

そして今ではこの事は、「勘違い」でしかない。こう思っています。

なぜならば、外来では患者さんとの1対1の対話だからです。

そもそも何かしらの悩みを持っていても、病院にいく人は多くないんですね。

「世の中には、もっとたくさん苦しんでいる人がいるのではないか?」

「病院には行かないけど、悩みを抱えている人は沢山いるのではないか?」

こう疑問に思うようになってきたんです。

あれは暑い夏の日でした。

私がいつも通り外来診療を行なっていると、一人の中学生のお子さんを持つお母さんが外来にいらっしゃいました。

しかし、そこにお子さんの姿は見えず、お母さんは一人で外来にいらしたんです。

しかも、よっぽど悩みが深いのか表情は暗く痩せていて元気もありませんでした。

そのお母さんいわく、お子さんはとても優しくて繊細で敏感な子だったそうです。

詳しく聞いてみると、HSP気質に当てはまるところがたくさんある子でした。

小学校では自分よりも周りに気を使いすぎてしまい、自分軸ではなく他人軸だったそうです。

自分の意見を強く言えることもなく、気の強いクラスメイトからいじられても嫌と言えず悩んでいました。

小学校を卒業後、中学入学後からいじめられてしまうようになってしまい不登校となり、家から出ることもなく引きこもるようになってしまいました…。

食事もあまり食べられず、痩せてしまい、日中もベッドに横になり動くことも減ってきているのです。

誰もがこの話を聞いて、うつ病と思うことでしょう。

お母さんはお子さんに対し、
「病院に一緒に行こう」
とお話したそうです。

しかし、お子さんは精神科に行くことを頑なに拒否しているんです。

お母さんは何度も何度も、説得しようと試みました。

それでもお子さんの拒否は、頑なだったんですね…。

そのため、お母さんは困ってしまって私の精神科外来にいらしたんです。

こういった外来に行けない患者さんは多いと思います。

しかし、そういった患者さんに対してできる医療はほとんどないんです・・・。

私はこのお母さんに対してアドバイスはできても、やってあげられる事はほとんどありませんでした。

私は無力でした。

とてもとても悔しかったです。

こういった経験から、私は外来でできる診療に加えて外来に来れない方に対しても少しでも力になりたいと決意しました。

「私が持っている精神医学の知識を発信していけば、少しでも気持ちが楽になる患者さんがいるのでは?」

こう考えたんです。

発信活動の開始

そして、インスタグラムでのアカウントを開設し、HSP気質やメンタルヘルスについての情報発信を始めました。

HSP気質やメンタルヘルスに関する情報を知れたり、なによりも「少しでも気持ちが楽になって欲しい」このような思いで発信してきました。

これを書いている2022年の11月の時点では、ありがたいことにインスタのフォロワーさんは6万人強。

招待制のラジオvoicyでも発信させて頂くことができました。

「気持ちが楽になった」

「先生のおかげで救われました」

などなど沢山の感謝の言葉を頂くことも増えるようになっていきました。

そして応援してくださる方からはこんなありがたいハガキを頂くことも増えてきたんです。

これはフォロワーさんから暑中見舞いに頂いた手紙です。めちゃくちゃ可愛いですよね♪

暑中見舞いや年賀状としてこのような心のこもった手紙を頂く度に、私は力をもらった気持ちになれるんです。

そして更に、発信活動が認められKADOKAWAさんから声をかけて頂き、なんと!出版させて頂くことになったんです。

まさかまさかの出版!

まさか私の発信活動が、本の出版まで至るとは夢にも思いませんでした。

本のタイトルは、

「頑張り屋さんのための心が晴れる本」

です。

タイトルは頑張り屋さんのためと書いてありますが、全HSPさんの気持ちを考えて書きました。

なぜならHSPさんは自覚できていない人が多いのですが、非常に頑張り屋さんが多いんです。

「もっともっと頑張らなきゃ…」

「私なんてまだまだ…」

とかいうセルフを何度聞いたことでしょう。本当は無理して無理して限界のサインまで出ているのに・・・。

きっとクタクタに疲れていても「休みなよ」とか言われても、素直に従えないですよね。

むしろもっともっと頑張らなきゃと思ってしまう方が多いんですから。

そんな頑張り屋さんなHSPさんの気持ちを楽にするための書籍にしたつもりです。

「頑張るのをやめなよ」

なんて無茶なことを言いません。頑張り屋さんの心にスッと染み入るような共感的エピソードや解決策を本の中でお話しています。

2022年11月に結婚式

そして出版を控える中で、私の人生も幸せの最中にあります。

実はこれを書いている現在は結婚式の前日なんですね笑

私は現在36歳、妻は一歳上の女性です。

医療業界ではない妻の話はとっても新鮮で、沢山の刺激をもらい笑顔に絶えない女性です。

ちょっとうっかりさんなところはあるけど(私もですが笑)、アイデアマンな彼女はクルクルクルクルと頭を回して様々なアイデアを私にくれます。

私は朝起きたらぼーっとしているタイプなのですが、彼女は朝早くから賑やかで毎日が笑顔でいっぱいになりました。

これからは私1人ではなく、妻と2人で人生を歩んでいくことになります。

普段は有益な情報発信に努めているため、自分自身のことを語らない私ですがこの場では私的なことをお話させて頂きました。

沢山のお祝いのお言葉をメルマガの読者さんやSNSのフォロワーさんから頂いています。

そしてお祝いの言葉と同時に、本の予約もしてくださっている方も多くて本当に涙が出そうです。

今後の私の活動

実は私は2022年4月に出身である大学病院に戻り精神科医として働いています。

去年までよりもグッと忙しくなってしまいました。普段の臨床活動に加え、学生や研修医、後輩指導。

そして大学院生として、博士も目指している最中にあります。

そんな忙しい中でも私の最優先項目は、この発信活動と明確に位置づけしています。

もしこの発信活動に支障が出てしまうのであれば、他のものは減らしてもいいと思っているくらい明確に順位付けしています。

とか言いながら普段の仕事の多忙さに圧迫されてしまい、私自身発信の頻度が落ちてしまっていることも2度や3度ではありません。

しかし、幸いにも沢山の方からの応援の言葉をいただき、その度に疲れている体に鞭打って発信活動を頑張ることができています。

どうかこれからも私の発信活動は続いていきます、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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「他人の顔色ばかりみてクタクタ」

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